XPPen、アヌシー国際アニメーション映画祭と提携し、卒業制作部門に初の「XPPen賞」を創設、次世代の才能育成を支援

ロサンゼルス、2025年6月17日 /PRNewswire/ -- デジタルアート分野のイノベーションをリードするブランドであるXPPenは、2025年のアヌシー国際アニメーション映画祭と提携し、卒業制作部門における初の「XPPen賞」を創設することを発表しました。この取り組みは、アニメーション業界における新進気鋭の才能にスポットライトを当て、世界中の若きクリエイターを支援することを目的としています。今年は、中国出身のHaoyuan ZHU氏とJiali TAN氏が制作した優秀作品「Won't Be Here」に対して、XPPen賞が授与されました。

「私たちは、新しい世代の声をもっと広げていく必要があります。キャリアの出発点に立つクリエイターたちに注目が集まることで、彼らの物語は創造の世界を形づくる力を持ちます。」と、XPPenのマーケティングディレクターであるAmy Yuan氏は、本賞創設の背景について語りました。「また、今年の映画祭でこれほど素晴らしい作品に出会えたことを大変嬉しく思います。受賞者の皆様、そしてすべてのクリエイターの皆様に心よりお祝い申し上げます。」

Haoyuan ZHU, Jiali TAN and XPPen representative at the Annecy International Animation Film Festival in France ©ANNECY FESTIVAL / S. Clement
Haoyuan ZHU, Jiali TAN and XPPen representative at the Annecy International Animation Film Festival in France ©ANNECY FESTIVAL / S. Clement

卒業制作部門における XPPen 賞を祝して

世界で最も権威あるアニメーション映画祭の一つであるアヌシー国際アニメーション映画祭では、今年、100を超える国と地域から3,900本以上の作品が出品されました。「卒業制作」部門は、アニメーションを学ぶ学生のために特別に設けられたカテゴリーであり、学生の創造性の頂点を示すとともに、業界で頭角を現す若き才能にとって重要な登竜門となっています。XPPenは、アヌシーとの協力によりこの特別賞を創設することで、Z世代のクリエイターにより多くの機会と支援を提供することを目指しており、創造的な才能の育成と活気あるクリエイターエコシステムの構築に対する同社の取り組みを反映しています。

Haoyuan ZHU, Jiali TAN and XPPen representative at the Annecy International Animation Film Festival in France ©ANNECY FESTIVAL / L. Gouttenoire
Haoyuan ZHU, Jiali TAN and XPPen representative at the Annecy International Animation Film Festival in France ©ANNECY FESTIVAL / L. Gouttenoire

30か国から選出された45本の卒業制作作品の中から、中国出身の若手クリエイターであるHaoyuan ZHU氏とJiali TAN氏が、優れた作品「Won't Be Here」によりXPPen賞を受賞しました。この卓越した作品は、独自の芸術的スタイルを通じて繊細な感情を描き出しており、落ち着いた色調の豊かなパレットと巧みに構成された長回しによって、詩的で深い余韻を残す世界観を生み出しています。同賞は、アニメーションが単なる芸術的手法にとどまらず、言語の壁を越え、人間の体験を再解釈する創造的なメディアであることを示しており、XPPenのブランドミッションである「デジタルアートの夢を叶える驚きをアーティストへ届ける」という理念と完全に一致しています。

Haoyuan ZHU and Jiali TAN, "Won't Be Here"
Haoyuan ZHU and Jiali TAN, "Won't Be Here"

最先端テクノロジーで創造力を後押し

XPPen賞の一環として、受賞者にはArtist Pro 24(第2世代)165Hzが贈呈され、アニメーション分野でさらなる活躍を遂げるための後押しがなされました。この製品は、世界初の165Hz高リフレッシュレートを誇る液晶ペンタブレットであり、X3 Proデュアルスタイラス、16Kの筆圧レベル、Calman認証による高精度な色再現(△E<1)を備えています。これらの先進的な機能により、クリエイターは動画や複雑な画像を扱う際に正確なプレビューと視覚的フィードバックを得ることができ、高品質なアニメーション制作を効率的に行うことが可能になります。

今日のクリエイティブ分野において、Z世代のクリエイターは、プロフェッショナル向けの高性能な作画機器へのアクセスに高いハードルを感じることが少なくありません。XPPenは、先進的なデジタルアートツールへのアクセスをより多くの人々に開放し、次世代のクリエイターたちがアニメーションを通じて物語を描く際に、無限の可能性を広げられるよう尽力しています。「技術的な障壁が取り払われ、創造的なつながりが強化されることで、デジタルアートの世界にさらなる活力をもたらすことができるのです。」

XPPenは受賞にとどまらず、ソーシャルメディア上で開催されたコンテストを通じて、アニメーター志望のファンに授賞式への招待を行い、ファンとのつながりを深める取り組みも行いました。この取り組みは、アニメーションコミュニティにおける創作意欲あふれる人々を支援し、貢献していこうとするXPPenの姿勢を示すものです。

アニメーションの未来への XPPen の取り組み

XPPenは、約20年にわたりデジタルアート分野に注力しており、今回のアヌシー国際アニメーション映画祭との協業は、アニメーション芸術と業界の発展に向けた革新を推進するという同社の揺るぎない姿勢をさらに明確に示すものです。今後もXPPenは、オタワ国際アニメーション映画祭や3Dコミュニティチャレンジといった取り組みへの支援に力を注ぎ、アニメーション芸術のエコシステムの成長と発展を促進していく予定です。今後のイベントやXPPenの革新的な製品に関する詳細情報は、XPPen公式ウェブサイト をご覧ください。