台北、2025年4月29日 /PRNewswire/ -- 産業用グレードのフラッシュストレージプロバイダーであるInnodiskは、最新のPCIe Gen5 SSDシリーズを発表しました。同シリーズは、OCP Data Center NVMe SSDの仕様書v2.0に準拠し、AIモデルの学習、ビッグデータ分析、データ集約型環境における高まるニーズに対応するために設計されています。
Innodisk announces the launch of its latest PCIe Gen5 SSD series, designed to meet the OCP Data Center NVMe SSD spec v2.0 and the increasing demands of AI model training, big data analytics, and data-intensive environments.
新シリーズは、U.2をはじめ、データセンター向けアプリケーションに対応するEDSFF E1.S、E3.S、そして新たに導入されたE3.Lなど、複数のフォームファクターをサポートしており、エンタープライズおよびデータセンター環境における多様なニーズに応えます。これは、Innodiskがエンタープライズ分野のニーズにさらに応えるための新たな一章となります。
最新のPCIe Gen5 x4インターフェースとNVMe 2.0プロトコルを採用したInnodiskのPCIe Gen5 SSDは、従来のストレージインターフェースにおける速度およびレイテンシの限界を克服します。最大128TBの高密度NANDストレージを搭載し、(読み取り)最大14GB/s、(書き込み)最大10GB/sの速度を実現することで、データ集約型アプリケーションにおいて超高速なデータ転送を可能にします。
大規模なストレージ展開やマルチティア環境を管理するエンタープライズデータセンターでは、アウトオブバンド管理やバッチ管理機能が求められることが多く、これらへの対応がますます大きな課題となっています。InnodiskのPCIe Gen5 SSDは、NVMe-MIによる効率的なSSD管理とマルチネームスペース対応により、これらのニーズに応え、スケーラブルかつ効率的なストレージ運用を実現します。
高品質と市場動向への適合を確保するため、PCIe Gen5 SSDは、OCP Data Center NVMe SSDの仕様書v2.0など、業界をリードするデータセンタースタンダードとの統合強化を目指しています。さらに、VMwareとのシームレスな統合を前提に設計されており、仮想化環境との互換性とシステム全体のパフォーマンスを最適化することを目指しています。
InnodiskのPCIe Gen5 SSDは、高度なセキュリティ機構も備えており、強固なデータ保護とシームレスな統合を実現します。Secure Boot技術により、ファームウェア更新時にデジタル署名を認証し、不正な改ざんを防止するとともに、信頼されたファームウェアのみが実行されるようにします。
このほか、Innodiskは優れた広範なファームウェア互換性とカスタマイズ可能なソリューションを提供しており、多様なエンタープライズ環境へのシームレスな統合を実現します。
InnodiskのPCIe Gen5 SSDは2025年第2四半期から発売されます。詳細については、www.innodisk.com をご覧ください。