SANY、持続可能なラインナップとデジタル・インテリジェンスを「bauma 2025」で披露し、注目を集める

ミュンヘン、2025年4月24日 /PRNewswire/ -- 世界有数の建設機械見本市である第34回baumaがこのほど、ドイツのミュンヘンで成功裏に終了しました。「The World of Efficiency, Your Partner to Create the Best」をテーマに、SANY GroupはPutzmeisterとともに、5256m3のブースでイノベーションとテクノロジーを大々的に披露し、多くの注目を集めました。初日、SANYは200以上の見込み顧客を獲得し、約30億元(約3億6,030万ユーロ)の意向注文を確保しました。

 
SANY at bauma 2025- the World of Efficiency

今年、SANYは掘削機、テレハンドラー、ホイール・ローダー、クレーン、フォークリフト、道路機械を含む35の主力製品を展示しました。そのうち31機種がCE認証を取得し、15機種が世界初公開、11機種が電動式で、持続可能性とイノベーションに対するSANYの取り組みを際立たせる内容となっています。

世界デビューとなった最先端製品のラインナップ

SCC2000A-EVSANY最大の純電気式ラチス・ブーム・クローラー・クレーン。422kWhの大容量CATLバッテリを搭載し、最大9時間の運転が可能です。234kWのDanfoss製モーターは、過酷な作業にも強力なパワーを発揮します。吊り上げ能力は200tで、86mのメイン・ブーム、30mの固定ジブ、63mのラフィング・ジブを備えています。CE認証と欧州の輸送規制に準拠しています。

STR50E60kWhのバッテリを搭載した業界初の5トンeローラーは、7時間以上の連続運転が可能で、共用EV充電パイルを使用してわずか60分で急速充電ができます。液冷式サーマル・マネージメントを備えたCATLバッテリ・システムを搭載し、-20℃~50℃の環境で確実に動作し、2,000時間を超えるテスト稼働時間と2,000回を超える充電サイクル(30年の耐用年数に相当)を実現しています。

SY215E422kWhのCATLバッテリと150kWのハイパワー・モーターを搭載したフラッグシップ電動ショベルで、欧州の作業条件下で6~8時間の連続稼働が可能です。デュアルCCS2充電(1.5時間で100%)と360度AIカメラによる人物検知機能で、安全性と効率性を高めています。

STH625Eヨーロッパ向けに設計されたSANY初のコンパクトテ・レハンドラーで、狭いスペース用に設計されています。幅1.85メートル、高さ1.92メートルで、コンパクトさと力強さを兼ね備えています。34 kWhのバッテリにより、時速20 kmで8時間の走行が可能です。

デジタル・インテリジェンスが主役に

SANYの「Digital Intelligence Exhibition Zone」にも多くの人が訪れ、MySANYプラットフォームやMechlink Intelligent Excavation Systemに大きな関心と問い合わせが寄せられました。

Yaowu TechnologyとSANY Heavy MachineryのLarge Excavator R&D Instituteによって開発されたMechlink Intelligent Excavation Systemは、過酷で危険なシナリオにおける大型掘削機向けのシステムです。超低遅延5Gを利用することで、L2レベルのワンクリック・インテリジェント掘削を可能にし、安全性、効率性、高度なインテリジェンスを確保します。

もう1つの目玉は、ドイツのミュンヘンから中国の湖州まで8,500キロメートルを超える距離からショベルカーを遠隔操作するライブ・デモンストレーションで、200人以上の参加者が集まり、熱狂的な喝采を浴びました。

ヨーロッパにおけるSANYの旅は、2009年にドイツのベドブルクに進出したことから始まりました。それ以来、同社はヨーロッパ全土に研究開発、製造、マーケティング、アフターサービスを含む強力なエコシステムを構築してきました。150のディーラー、120の販売専門家、70のサービス車両、2,000万ユーロのスペア・パーツ在庫を擁するSANYは、常に顧客の期待を上回り、クリーンで環境に優しく、持続可能な製品に対する市場の要求に応えています。