PATEO、Qualcommとの協業を強化、Snapdragon Cockpit Eliteプラットフォームを基盤とした次世代インテリジェント・コックピット・ソリューションを提供へ

上海、2025年4月23日 /PRNewswire/ -- PATEO CONNECT(以下「PATEO」)は本日、Qualcomm Technologies, Inc.との協業を強化し、Snapdragon® Cockpit Eliteプラットフォームを基盤としたPATEOの次世代インテリジェント・コックピット・ソリューションの開発を進めることを発表しました。PATEOのインテリジェント・コックピットにおけるハードウェアおよびソフトウェア開発の専門知識と、Snapdragon Cockpit Elite(QAM8397P)が提供する高度なAI機能、優れた演算性能、そしてHDグラフィックス機能を組み合わせることで、PATEOの新たなコックピット・ソリューションは、集中型コンピュータアーキテクチャに対応した最先端のインテリジェント・コックピット製品をグローバルな自動車メーカーに提供し、高性能かつ高い拡張性とセキュリティを備えたコックピット・ソリューションの実現を支援します。

Qualcomm Technologiesが自動車向けに最適化した最速のCPUであるQualcomm Oryon™ CPUと、Qualcomm® Adreno™ GPUを搭載したSnapdragon Cockpit Eliteを基盤とするPATEOの次世代コックピット・ソリューションは、マルチモーダル・インタラクションなどの主要技術分野において卓越した性能を発揮し、同クラスの中でも際立つリーダーとなることを目指して設計されています。Snapdragon Cockpit Eliteの高度なAI技術を活用することにより、同ソリューションはより安全で快適かつ高度に知能化された運転・乗車体験を実現し、インテリジェント・コックピットにおける機能統合から「シナリオベースのサービス+知能的な感情インタラクション」への進化を促進する新時代の幕開けを担う位置づけとなっています。同ソリューションは、ハードウェアアーキテクチャとソフトウェアエコシステムの両面を包括し、グローバルな自動車メーカーに対して包括的かつアップグレード可能なソリューションを提供することを目的としています。これにより、業界全体が「中央スーパーコンピューティング+ゾーン制御」アーキテクチャへの進化を加速させることが期待されています。

「PATEOとの連携を強化し、Snapdragon Cockpit Eliteプラットフォームを基盤とした関係をさらに発展させることを大変嬉しく思います。」と、Qualcomm Technologies, Inc.のオートモーティブ、インダストリアル、クラウド部門のグループゼネラルマネージャーであるNakul Duggal氏は述べました。「両社の専門性と革新力を結集することで、先進的なAI機能の実装を加速させ、業界全体をよりスマートで効率的な未来へと導いてまいります。」

「Qualcomm Technologiesはインテリジェント・コネクテッド・ビークル分野におけるリーダーであり、高性能かつオープンなSnapdragon Cockpit Eliteは、PATEOのソフトウェア革新にとって堅固な基盤となっています。」と、PATEOの創業者兼会長であるKen(Yilun)YING氏は述べました。「この協業を通じて、コックピットと運転の統合、ならびに集中型コンピュータアーキテクチャの普及を加速させ、『移動のためのツール』から『スマートな生活空間』への車両の変革と高度化を推進し、グローバルユーザーに対してより安全でスマートなモビリティ体験を提供することを目指しています。」

PATEOとQualcomm Technologiesは、これまで緊密な協業関係を維持してきました。早くも2023年には、PATEOは中国において第4世代Snapdragon® Cockpitプラットフォーム(QAM8295P)を基盤とするインテリジェント・コックピット・ソリューションを提供する初の企業の一つとなり、複数の自動車メーカーからの設計受注を獲得しました。現在、PATEOの次世代インテリジェント・コックピット・プラットフォームは、中国の大手自動車メーカー2社の量産プロジェクトにおいて設計受注を獲得しています。