鈦隼生技が第一金証券と提携し、上場支援計画を開始

竹北市、2025年4月18日/PRNewswire/ -- 鈦隼生物科技股份有限公司(Brain Navi Biotechnology Co., Ltd.、以下「ブレインナビ」と略称)は、第一金証券(本社 高雄市)とIPO支援契約を締結し、正式に上場支援計画を開始しました。これにより、資本市場への進出を目指します。

Dr. Jerry Chen, CEO of Brain Navi, announced the IPO Consulting to enter the capital market.
Dr. Jerry Chen, CEO of Brain Navi, announced the IPO Consulting to enter the capital market.

ブレインナビは2015年に設立され、台湾北にある新竹生医科技園区に本社を構え、スマート医療機器の革新研究開発に取り組んでいますマシンビジョン、人工知能、ナビゲーション技術を組み合わせることで、世界の手術医療に高精度なソリューションを提供しています。同社は長年にわたり、台湾および国際的な医療機関と深い協力関係を築いており、技術成果は多くの国際特許および医療認証を獲得しています。また、欧州、アジア、ラテンアメリカ、アメリカ市場への積極的な展開を行っています。

ブレインナビは神経外科手術ナビゲーションロボットと医療画像技術の研究開発に注力しており、同社の製品であるNaoTrac神経外科手術ナビゲーションロボットは、機械アーム、マシンビジョン、人工知能技術を通じて手術の精度を向上させ、手術時間を短縮することができます。これはEUのCE認証と台湾の医療許可証(TFDA)を取得しており、さらにグローバル市場を拡大しています。また、同社が開発したクリストレンズ(KrystoLens)神経内視鏡は、世界初の使い捨て神経内視鏡であり、神経外科手術においてより安全かつ効率的なソリューションを提供します。

ブレインナビは、世界的に有名な医療機関や医学センターと密接に協力し、スマート医療ロボットの応用範囲を継続的に最適化しています。ナオトラック(NaoTrac)手術ナビゲーションロボットを用いた引流手術では、麻酔時間を短縮するだけでなく、機械視覚定位システムを活用することで、従来の脳手術において患者が頭蓋クランプで固定される苦痛を軽減します。手術ナビゲーションロボットを活用して患者の脳深部腫瘍や血塊、または重要な脳機能領域の病変を処理することで、脳手術の精密さと安全性を向上させることができます。今後、資本市場の支援を通じて、技術開発と市場拡大を加速し、国際医療テクノロジー産業のリーディングカンパニーを目指します。

主幹事証券会社である第一金証券は、世界の医療テクノロジーの発展に伴い、スマート手術ロボットが手術の安全性と精度を向上させる重要な技術となっていることを指摘しています。特に神経外科分野において、ナビゲーション及び技術の応用がますます重視されており、ブレインナビの成長の可能性を高く評価しています。今後も同社の台湾資本市場への進出を継続的に支援し、より多くの投資家がグローバル医療ロボット産業の成長に参画できるようにし、スマート医療テクノロジーの突破と革新を共に見届けることを目指します。