持続可能性、地球市民意識、教育における卓越したリーダーシップを称えて10周年
ソウル(韓国)、2025年4月11日 /PRNewswire/ -- 鮮鶴(スンハク)平和賞授賞式が4月11日金曜日、ソウルのロッテ・ホテル・ワールドのクリスタル・ボールルームで開催され、世界の指導者、元国家元首、著名な市民社会代表者を含む750名を超える国際ゲストが出席しました。10周年を迎えた同賞は、環境の持続可能性、地球市民意識、教育の革新の分野で多大な貢献をした3人の著名な指導者を表彰しました。
From left to right (H.E. Goodluck Jonathan, Dr. Samuel Radebe, Dr. Hak Ja Han Moon, Dr. Wanjira Mathai, Mr. Hugh Evans, Dr. Patrick Awuah, Jr)
Wanjira Mathai氏(ケニア)は、特に「AFR100」イニシアチブと「グリーン・ベルト運動(Green Belt Movement)」を通じて、卓越した環境リーダーシップを発揮したことが評価されました。アフリカ全土の荒廃した景観を回復するために5,100万本を超える木を植えるなど、彼女の献身的な努力は環境回復に大きく貢献しています。
グローバル・シチズン(Global Citizen)の共同設立者兼CEOであるHugh Evans氏(オーストラリア)は、世界市民意識への卓越したコミットメントが評価され、同賞を受賞しました。彼のリーダーシップのもと、グローバル・シチズンは430億ドル以上の資金を費やし、貧困、保健、教育、公益サービスへのアクセスといった課題に取り組むことで、世界中の13億人以上の人々の生活に直接影響を与えました。
ガーナのアシェシ大学の創設者であるPatrick Awuah Jr.氏は、アフリカの高等教育に変革をもたらしたとして表彰されました。彼の先見的なリーダーシップにより、倫理、男女平等、批判的思考、リーダーシップを強調した革新的なカリキュラムが導入されました。アシェシ大学は現在、先駆的な教育機関として認知され、アフリカ全土、そして世界各地で積極的な社会変革をリードする人材を輩出しています。
「創設者賞(Founders' Award)」は、平和的な民主主義の移行と良い統治への貢献に対してナイジェリアのGoodluck Jonathan元大統領に、アフリカにおける宗教間の調和と地域社会の平和への献身に対して南アフリカのSamuel Radebe氏に贈られました。一方、東ティモールのXanana Gusmão首相への創設者賞授与は、やむを得ない事情により延期されました。
潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は祝辞の中で次のように述べています。「10周年を迎えた鮮鶴平和賞は、世界の平和と連帯に貢献した名もなき英雄たちにスポットライトを当て続けています。私は、受賞者の方々の感動的な献身を深く称えるとともに、先見的なリーダーシップと世界平和への取り組みへの揺るぎない支援に対して、創設者の韓鶴子(ハン・ハクチャ)博士に心から感謝の意を表します。」
詳細については、www.sunhakpeaceprize.orgをご覧ください。または下記までお問い合わせください:
鮮鶴平和賞事務局
sunhakprize@gmail.com