EQUALSグローバルパートナーシップ、2035年までのデジタル分野におけるジェンダー平等実現に向け、大胆な新ビジョンとミッションを発表

今後10年以内に1億人の女性と少女がデジタル経済に積極的に参画

バルセロナ(スペイン), 2025年3月5日 /PRNewswire/ -- EQUALSグローバルパートナーシップ(EQUALS Global Partnership)は本日、MWCバルセロナ2025において新たなミッションを発表し、デジタル時代におけるジェンダー平等の実現に向け、女性と少女のデジタル分野でのエンパワーメントを推進するという取り組みを改めて表明しました。

EQUALSの創設パートナーである国際電気通信連合、国際貿易センター、国連女性機関、国連大学、およびGSMAは、この取り組みを強化し、2035年までにデジタル分野におけるジェンダー平等を実現するという野心的な目標を掲げました。

EQUALSグローバルパートナーシップは、国際機関、政府、企業、学術機関、非営利団体、地域組織からなる国際的な連携体であり、ジェンダーによるデジタルデバイドの解消に向けた取り組みを強化しています。

デジタルイノベーションを通じた女性と少女のエンパワーメント

新たなEQUALSのビジョンは、テクノロジー、特にAIが急速に進化する現代において、デジタルトランスフォーメーションの中心に女性と少女を据えることを掲げています。EQUALSは、女性と少女にデジタルスキル、リソース、そして機会を提供することで、今後10年以内に1億人の女性と少女がデジタル経済に積極的に参画できるようエンパワーメントすることを目指しています。

「テクノロジーがかつてない速さで進化する中、デジタルトランスフォーメーションの成功は、女性と少女が変革の最前線に立つことにかかっています。」と、ITU事務総局長のドリーン・ボグダン・マーティン氏は述べました。「だからこそ、女性のイノベーターや政策立案者のエンパワーメントに改めて注力することが、新たなEQUALSグローバルパートナーシップの原動力となっているのです。」

GSMA事務局長のマッツ・グランリッド氏は次のように述べています。「AIとデジタルイノベーションの発展は、これまでにない機会をもたらし、より包括的な世界を築く可能性を広げています。しかし、意図的な取り組みがなければ、女性と少女が取り残されるリスクがあります。私たちのミッションを再確認することで、EQUALSグローバルパートナーシップは、世界中の女性と少女がデジタル経済に完全に参加し、その潜在能力を発揮しながら、テクノロジーの未来を形作ることを可能にしています。」

このパートナーシップの活動は、テーマ別のワークストリームに基づいて構成され、それぞれが2年間のサイクルで運営されます。これにより、新たに生じる課題や機会に柔軟に対応できる体制を確保します。EQUALSのパートナーおよびメンバーは、政策の変革を推進し、公共セクターと民間セクターの連携を強化するとともに、女性と少女のテクノロジー分野での活躍を支援するための特定プログラムを展開し続けます。

EQUALSは、その広範なビジョンの一環として、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」、国連「グローバル・デジタル・コンパクト」、および「北京+30 レビュー・プロセスの成果」など、主要な国際的枠組みに沿った取り組みを推進しています。

EQUALSグローバルパートナーシップの詳細については、https://www.equalsintech.org/ をご覧ください。

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