投資家のニーズに応え、取引機会を拡大
シカゴ, 2025年2月3日 /PRNewswire/ -- 世界をリードするデリバティブおよび証券取引所の運営会社であるCboe Global Markets(以下、「Cboe」)は、本日、Cboe EDGX Equities Exchange(以下、「EDGX」)において、週5日・24時間(24x5)の米国株取引を提供する計画を発表しました。本計画は規制当局の審査および業界動向の進展を前提としておりますが、グローバルな顧客から近年高まる米国株の取引時間拡大への要望に応えるものです。
「香港、日本、韓国、シンガポールなどアジア太平洋地域を中心とした海外の市場参加者からは、米国株をより幅広い時間帯に、透明性と健全な流動性そして効率的な価格形成を提供できる信頼性の高い取引所で取引したいという強い要望をいただいております。」と、Cboe Global Markets北米株式部門責任者であるオリバー・サング(Oliver Sung)は述べています。「Cboeは、世界最大級のグローバル取引所運営者としてその需要に応える立場にあります。我々の培ってきたグローバルインフラストラクチャ、最先端技術、そしてグローバル市場で24時間取引を提供してきた実績を活かし、米国株の24x5取引モデルを円滑に推進できると信じております。」
Cboeは米国、アジア太平洋地域、欧州において5つの資産クラスを取扱い、27の市場を運営しています。現在、EDGXでは既に延長された米国株の取引時間を導入しており、月曜日から金曜日の米国東部時間(ET)午前2時30分から注文受付を開始し、午前4時から午後8時まで取引可能です。早朝取引セッション(午前4時~午前7時)においては、EDGXの1日平均出来高が2022年から2024年にかけて135%増加しました。また、CboeはSPXオプション、VIXオプション、VIX先物市場において、既にほぼ24x5の取引を実現しており、グローバルFX(外国為替)市場においては24x5の取引を可能にしています。今回導入予定の24x5米国株取引モデルにより、世界中の投資家にとって取引機会が拡大されることで、グローバルなマクロ経済イベントへのリアルタイムでの対応、リスク管理の効率化、24時間体制でのポジション調整ができるようになることが期待されます。
本計画に伴い、Cboeはリアルタイムの価格情報が投資および取引プロセスの重要な要素であると認識し、アジア太平洋地域および欧州の顧客向けに米国株マーケットデータの配信を一層強化しています。世界中の顧客が利用可能なCboe One U.S. Equities Feedは、Cboeの4つの米国株取引所(米国株取引市場のシェア21.6%)からの統合されたリアルタイムマーケットデータを提供します。Cboeは、取引時間の延長により、既に提供している米国株式マーケットデータの幅がさらに広がると期待しています。
Cboeは、規制当局の審査を前提とし、米国の祝日を除くすべての営業日にEDGXで米国に上場されているすべての株式を24時間取引可能にする計画を立てており、すべての取引はDepository Trust and Clearing Corporation(DTCC)を通じて清算決済される予定です。今後、米国証券取引委員会(SEC)の承認取得を進めるとともに、業界関係者との連携を深め、本計画の円滑な実施に向けた準備を進めていきます。
About Global Markets
Cboeグローバル・マーケッツ(Cboe: CBOE)は、市場インフラと取引商品のリーディング・プロバイダーとして、世界中の市場参加者に最先端の取引、クリアリング、投資ソリューションを提供しています。Cboeは、参加者が持続可能な金融の未来を築けるよう、最先端の商品、テクノロジー、データ・ソリューションを提供し、世界中の参加者に高い信頼性と透明性の高いグローバル市場の運営に尽力しています。Cboeは、北米、欧州、アジア太平洋地域で、株式、デリバティブ、FX、デジタル資産を含む複数の資産クラスの取引ソリューションと商品を提供しています。詳しくはwww.cboe.comをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先 Cboe Global Markets 広報部
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