AIベースのモバイル・プラットフォームで、スペクトラル・データを使い、将来のスマート・スキンケアとパーソナライズされた推奨ケア方法を実現します。
メヘレン(ベルギー)、2024年8月28日 /PRNewswire/ -- Spectricity(スペクトリシティ)とLululab(ルルラボ)は、モバイル・デバイス向けのマルチスペクトラル・イメージング技術に基づく肌分析アプリケーションの実証に向けた協力体制に関する基本合意書(MOU)に署名したことを発表しました。この提携により、肌分析の新しいアプリケーションが開発され、モバイル・プラットフォームに導入されて商品化されることになります。
Spectricity Signs MOU with Lululab on the Development of Skin Analysis Applications Based on Multispectral Imaging
スペクトリシティのマルチスペクトラル・イメージング・カメラは、RGBカメラの3つのカラー・チャンネルではなく、16のカラー・チャンネルを通じて可視光から近赤外線までの光を捉えます。これらのスペクトラル画像に埋め込まれた追加のスペクトラル・シグネチャは、肌分析のための豊富な知見を提供します。
スペクトリシティ独自のマルチスペクトラル・イメージング技術とルルラボのAIベースの肌分析プラットフォームを組み合わせることで、これまで見えていなかった肌の状態データが明らかになり、消費者向けに次世代のスマート・スキンケアとパーソナライズされた推奨ケアが可能になります。モバイル・プラットフォームとの統合により、プロレベルのスキンケア・アドバイスを自宅で快適に受けることができます。
「当社のマルチスペクトラル技術のスキンケア・アプリケーションをルルラボと共同で検討できることを非常に嬉しく思います」とスペクトリシティのCEO、Glenn Vandevoordeは述べています。「ルルラボのユニークなAIテクノロジーは、当社のセンサーからの詳細なスペクトラル情報を活用し、パーソナライズされたスキンケアの分野に革命を起こすでしょう。」
ルルラボのCEOであるYongjoon Choe氏は次のように補足します。「スペクトリシティのセンサーは小型なので、消費者向けモバイル・デバイスにこのソリューションを統合し、これまで通常のカメラでは見えなかった詳細な肌情報を観察できるようになります。この技術により、より詳細かつ正確な推奨ケア方法やアドバイスを提供できると期待しています。」
Spectricity(スペクトリシティ)について
スペクトリシティは、2018年にImecのスピンオフとして設立されました。ベルギーに本社を構え、スペクトラル・センシング・ソリューションの開発と製造を専門とするファブレス(工場を持たない)半導体企業です。スペクトリシティは、小型のフォーム・ファクターとモバイル・デバイス統合に重点を置いたマルチスペクトラル・イメージング・センサーおよびカメラ・モジュールのリーディングサプライヤーです。
詳細については、spectricity.comをご覧いただくか、info@spectricity.comまでメールでお問い合わせください。
Lululab(ルルラボ)について
ルルラボは、サムスン電子のベンチャーC-labとして2017年に韓国でスピンオフして設立されました。AI関連企業として、ユーザーの肌の状態を正確に画像分析し、それに応じてカスタマイズされた製品および推奨臨床プログラムを提供します。
詳細については、www.lulu-lab.com/index_en.phpをご覧いただくか、www.lulu-lab.com/bbs/write.php?bo_table=contact_enからお問い合わせください。