Sengenics社がi-Ome® Cancerを発表:がんの精密医療におけるブレークスルー

ハイスループット免疫プロテオミクス・プラットフォームでバイオマーカー検出を変革

ボストン, 2024年7月30日 /PRNewswire/ -- Sengenics Corporation LLC(センジェニックス社)が、たった一滴の血液を使用したがんバイオマーカー発見を変革する最先端の研究ツール、i-Ome Cancerの発売を発表しました。

i-Ome Cancerは、免疫プロテオミクスにおける飛躍的な手法で、がんに対する免疫系の反応を評価する迅速かつコスト効率の高いアプローチを提供します。がんは、タンパク質の変化と密接に関連しています。タンパク質の変化は自己抗体の産生を刺激することがあります。i-Ome Cancerは、この関係を利用し、疾患関連タンパク質を直接特定できるようにし、この悲惨な疾患とその治療に関する重要な知見をもたらします。

i-Ome Cancerは、自己抗体のハイスループット・スクリーニングを促進することで、Sengenics独自のKREX®テクノロジーを活用し、堅牢で生物学的に関連性の高い定量結果をもたらす高い特異度を実現し、バイオマーカー発見のパイプラインを合理化します。

「i-Ome Cancerによる自己抗体プロファイリングは、早期診断用の製品やサービスの提供から、がんのワクチンや治療法の開発指導に至る幅広い用途に応用できます」と語るのは、Sengenicsの創業者兼最高科学責任者であるJonathan Blackburn博士。「例えば、i-Ome Cancerは、がん治療がどのように免疫系を誘導して治療効果を高めるか、あるいは重篤な副作用を引き起こす可能性があるかを明らかにすることができます。」

i-Ome Cancerプラットフォームは、がんで自己抗原的であることが知られている500種類以上のタンパク質を専門的に厳選したライブラリで構成されています。ライブラリには、がんで頻繁に変異するものや、主ながんシグナル伝達経路に関与するものも含まれています。この最新のイノベーションは、以前より2倍多くの自己抗体をスクリーニングできます。そのため、がん研究の推進に対するSengenicsの取り組みが強化されます。

Olivia Newton-John Cancer Research Instituteの上級博士研究員であるJessica Da Gama Duarte博士は、次のように述べています。「がんに関するi-Ome Cancerのコンテンツが広範囲にわたっていることに興奮しています。これにより、より広範な腫瘍抗原レパートリーを対象に自己抗体プロファイリングが可能になり、関連するがんバイオマーカーを特定できる可能性が大幅に向上します。」

高品質なスタンダードで有名なi-Ome Cancerは、業界をリードする再現性と特異性でSengenicsの評判を支えています。このプラットフォームは現在、世界中のサービス・プロバイダーから利用でき、がんの精密医療の未来を加速させる態勢を整えています。

免責事項:i-Ome Cancerは研究目的にのみ使用され、診断目的では使用されません。

Sengenics(センジェニックス)について

Sengenics Corporation LLCは、機能的プロテオミクス企業として、幅広い疾患領域にわたり、生物学的に関連性がある実用的な免疫プロテオミクスの知見を研究者に提供することで、精密医療の進歩に取り組んでいます。Sengenicsのミッションの中心にあるのは、独自のテクノロジーを使用し、基礎研究、トランスレーショナル・リサーチ、臨床研究のための自己抗体バイオマーカーとタンパク質相互作用を正確に検出する高度なハイスループット・ツールを提供することです。トップ製薬会社や分野を主導する研究機関が、同社の堅牢なツールを活用し、疾患の理解を深め、バイオマーカー・パイプラインを合理化してきました。Sengenicsは米国に本社を置き、オフィス、代理店、サービス・プロバイダーのネットワークを世界中に展開しています。

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