EDM Councilの最新調査が新しいESGデータの課題と資産所有者向け助言を詳細に分析

【ニューヨーク202268PR Newswire=共同通信JBN】データ管理とアナリティクスの業界横断的な取引団体であるEDM Councilは、ESG Data Management(データ管理)調査シリーズの第3弾となるAsset Owners(資産所有者)リポートを公表した。この調査はEDM CouncilESG Data Workgroupによって実施され、資産所有者が進化するESG(環境・社会・ガバナンス)データ環境内の資本配分者としての役割で直面する課題を調査するとともに、各機関がこれらの障害にどのように対処できるかについてのガイダンスを提供している。

社会の期待が変化し、ESG開示要件が成熟するにつれ、企業および公共部門の年金制度、政府系ファンド、保険会社、ファミリーオフィス、大学基金などの資産所有者の責任は一段と複雑になっている。これらの機関の専門投資スタッフが適切な意思決定を行うためには、信頼できるタイムリーなデータにアクセスでき、さまざまな入力を適切に評価するために現在のESGデータ環境を特徴付ける課題に十分に精通している必要がある。

このレポートは、データ専門家、ESG専門家、ビジネスリーダーからの協力的なインプット(意見、情報)を得て、ESGデータの課題に取り組むことから生じる知見を説明し、資産所有者向けのESGデータ管理のベストプラクティスの概要を示すことを目指している。このレポートは、15の関連するESG問題をカバーし、各問題の目標となる状態の概要を示し、各資産所有者に合わせ特別にカスタマイズした推奨事項を提供する3つのセクションで構成されている。

EDM CouncilJohn Bottega会長は「資産所有者とその利害関係者向けの戦略的機会としてのESGは、まだその初期段階にとどまっている。その結果、データおよび分析の役割や、ESGデータ管理の取り組みのさまざまな部分にどの当事者が責任を負うのか、などについて多くの疑問が残されている。成長を続けるESG Workgroupの勤勉な努力のおかげで、最新のESGリポートは、資産所有者がこれらの課題にどのように対処すべきかについて、明確さとガイダンスを提供している」と語った。

EDM CouncilAsset Owners(資産所有者)向けESG調査リポートは、EDM CouncilESG Data Management調査シリーズで公表された先の2つのリポートに続くものである。これら先のリポートは、それぞれCorporate Reporting EntitiesCorporate Reporting Entities )、およびRatings Providers and Data AggregatorsRatings Providers and Data Aggregators )に焦点を当てたものである。最新のリポートでは、ESGデータエコシステム全体に影響を与える重要な問題について検討する。

詳細およびEDM Council Asset Ownersリポート全文のダウンロードは、https://app.smartsheet.com/b/form/71f490fed8924ec7be96b3cd39972004 を参照。

EDM Councilについて

EDM Councilは、ビジネスおよびオペレーションの最優先事項としてデータ管理とアナリティクスの実務を向上させるために発足した世界規模の団体である。Councilは、データの標準規格化、ベストプラクティス、総合的トレーニング、認定プログラムの策定と実施の有力な世界的提唱団体である。米州、欧州・中東・アフリカ、アジアの2万人以上のデータ管理専門家を代表する世界300以上のメンバー組織を擁するEDM Councilは、極めて重要な組織機能としてデータ管理とアナリティクスにおける課題と進展をめぐりデータ専門家が交流、意思疎通、協力できる場を提供している。詳細はウェブサイトedmcouncil.orgedmcouncil.org )を参照。また、LinkedInLinkedIn )、TwitterTwitte )で同社をフォローを。