慶州(韓国)、2025年11月2日 /PRNewswire/ -- China Dailyの報道:
「Piano Land」号と名付けられた中国クルーズ船が、水曜日から金曜日まで韓国で開催されたAPEC CEOサミット(APEC CEO Summit)の指定「水上ホテル」として、各国からの来賓にサービスを提供しています。
業界関係者によると、これは中国の高級サービス分野における飛躍的な進歩を示すものであり、中国クルーズ船の国際化に活力をもたらすものです。
アップグレードされた「Piano Land」号は、サミット期間中「高級海上レセプション・ホール」として機能し、特別なサービスを提供します。クラシックな中華料理と西洋料理、アジアの郷土料理、繊細な中華料理を用意し、24時間営業のダイニング・サービスもあります。船内には多目的会議室、映画館、劇場などの施設が備わり、さまざまな会議やアクティビティのニーズに対応可能です。
同船はまた、大規模な歌舞ショー、中国伝統楽器の演奏、切り絵、四川オペラの変面、太極拳、気功、中国書画など多様な無形文化遺産の体験といった文化イベントも開催しています。
関係者によれば、これらのイベントはすべて、中国クルーズ船の優れた品質と国際的なスタイルを体現しているとのことです。
Piano Landの運営会社であるAstro Ocean Cruiseは、APEC CEOサミット(APEC CEO Summit)を新たな出発点として、提携の可能性を探り、国際市場への進出を図り、サービス品質の向上を目指す革新的なサービス・モデルを展開する予定です。
同社は、業界へのより強いコミットメントをもって中国クルーズ・ブランドの独自の魅力を示し、国際舞台で中国式サービスの新機軸を切り開くことを目指しています。
Astro Ocean CruiseはChina Tourism GroupとChina COSCO Shipping Corpの合弁企業で、本社は香港にあります。今後はChina Cruisesのサブブランドとして運営されます。
Piano Landは総重量7万トン、13デッキ、880室を備え、最大2,014名の乗客を収容可能です。この客船はドイツの造船所Meyer Werftによって建造されました。
Astro Ocean Cruiseによると、同船は「観光客をより深く理解し、より温かいおもてなしを提供する」国際クルーズ船となることを目指しています。客室は高級木製家具、広々としたクローゼット、豪華なバスタブを備えています。ダイニングでは中華と西洋の風味を融合した多様な食体験を提供します。
同社の目的は、細やかで気配りの行き届いたサービスを通じ、東西の要素を完璧に融合した高品質なクルーズ休暇を世界中の旅行者に届けることにあります。
同船は4月より香港を母港として定期運航を開始し、日本やベトナムへの航路、週末クルーズ、東南アジアを巡る長距離航路など多様な旅程を提供します。また、マレーシアを母港とする運航も予定しており、国際的に事業を展開する中国系クルーズ会社としてさらに進化していきます。








