第3回CISCEでヒューマノイド・ロボット産業チェーン・マッチメイキング・イベント開催

北京、2025年7月26日 /PRNewswire/ -- 第3回 中国国際サプライ・チェーン促進博覧会(China International Supply Chain Expo) (CISCE)期間中、湖北省ヒューマノイド・ロボット産業チェーン・マッチ・メイキング会議(The Hubei Humanoid Robotics Industry Chain Matchmaking Conference)が北京で開催されました。今回のテーマは最先端イノベーションのシナジー、新たな質の高い生産力の創出(Synergizing Cutting-Edge Innovations, Empowering New Quality Productive Forcesです。

The joint exhibition booth of Hubei humanoid robotics enterprises during the 3rd CISCE in Beijing.
The joint exhibition booth of Hubei humanoid robotics enterprises during the 3rd CISCE in Beijing.

このイベントには、大使、専門家、業界リーダー、金融関係者など400人以上が参加しました。講演やプロジェクト紹介、協力契約の締結を通じて、湖北省のヒューマノイド・ロボット分野での強みが示され、業界全体でのグローバルな協力が促進されました。

China Council for the Promotion of International TradeCCPIT)のYu Jianlong副会長は、湖北省の戦略的な立地、豊富な科学技術資源、イノベーション・エコシステム、そして開放性を強調しました。彼は、同省がスマート製造、主要部品の研究開発、応用シナリオ、そしてエコシステムの構築に至るまで、ヒューマノイド・ロボットの分野で急速な進展を遂げていることに言及しました。

「今年のCISCEで、湖北省は22社が参加するヒューマノイド・ロボット展示ゾーンを開設し、20体の完全統合型ヒューマノイド・ロボットを含む80点以上の展示物を披露しました。これにより、同省の充実したロボット産業エコシステムが強調されました」とYu氏は述べています。

同氏は、CCPITがサービス・ネットワークとグローバル・パートナーシップを強化し、湖北省の国際協力プラットフォーム構築とヒューマノイド・ロボット産業のリーディング・ブランド確立を支援すると述べました。

CCPIT湖北省代表のHu Zhonghaiは、ヒューマノイド・ロボットが技術革新と産業の高度化の重要な原動力であると述べました。同氏は、湖北省が地理的条件、産業、政策面での強みを持ち、Fortune Global 500企業325社が拠点を構えていることを指摘しました。また、同省のロボット産業における1年、3年、5年のマイルストーンを示すロードマップも説明しました。

JCBotの法定代理人であり、HUSTの教授であるZhao Xingwei氏は、HUSTのアカデミシャンの支援を受けてJCBotが技術の実用化に成功したことを明らかにしました。同社の製品は、産業生産、観光、消防、倉庫管理など10以上の分野で活用されています。彼は、より高付加価値な応用と産業の高度化のために研究開発を強化することを約束しました。

製品発表会で、Hubei Optics Valley Dongzhi Embodied Intelligence Technology Co. Ltd.副ゼネラル・マネージャー、Lou Kaiqi氏が同社の新しいヒューマノイド・ロボットを紹介しました。すでに展示案内、小売、受付、パフォーマンスなどの役割で活用されているこのロボットは、今後、行政サービス、産業オペレーション、高齢者ケアなど、さらなる分野へ展開する予定です。

マッチ・メイキング会議において、Hubei Humanoid Robotics Industry Allianceは、Zhejiang Robot Industry Association、Humanoid Robotics Innovation Center、Zhongguancun Rongzhi Specialized Robotics Allianceの3者と戦略的協定を締結しました。この協力は、研究開発、市場拡大、人材交流に重点を置き、資源共有と補完的な強みを活かして、より強固なロボット産業エコシステムの構築を目指します。

詳細については、https://en.cisce.org.cn/をご覧ください。