CognizantのAI Lab、米国特許件数が59件に到達、AIのブレークスルーを生み出し続ける

2025年、同Labは、米国特許を新たに2件取得し、主要なAI開発プラットフォームをオープンソース化するとともに、GECCOより金賞を受賞

ティーネック(ニュージャージー州), 2025年7月25日 /PRNewswire/ -- Cognizant(Nasdaq: CTSH)は本日、同社のAI Labが米国において新たに2件の特許を取得し、スペインのマラガで今月開催されたGECCO(遺伝的および進化計算に関する国際会議)にて発表された研究論文「AIによる人間の専門性の実現(Realizing Human Expertise through AI)」にて金賞を受賞したことを発表しました。

Cognizant’s AI Lab displays 59 patents, with space for the 23 pending patents. The Lab celebrates each inventor with a U.S. Patent plaque and a FunkoPop figurine of their choice.
Cognizant’s AI Lab displays 59 patents, with space for the 23 pending patents. The Lab celebrates each inventor with a U.S. Patent plaque and a FunkoPop figurine of their choice.

「2025年前半に米国特許を新たに2件取得し、当社AI Labの米国特許件数は合計59件、さらに23件が出願中となっています。これは、私たちのイノベーションへの絶え間ない取り組みを裏付けるものです。」と、CognizantのAI部門CTOであるBabak Hodjat氏は述べています。「さらに、GECCOにおける金賞受賞を合わせることで、これらの成果は、変革をもたらすAI技術の先駆者としての私たちの強いコミットメントと、最先端のアイデアを現実世界でのインパクトに変える姿勢を示すものとなっています。」

今回新たに取得した2件の特許は、CognizantのAI研究における主要なイノベーションを示すものです。

  • 米国特許第12,282,845(2025年4月22日付で発行)は、深層ニューラルネットワークアーキテクチャの多目的共進化に関する手法を対象としており、モデルの性能向上とリソース効率の改善を目的としています。同手法は、医用画像分類から自然言語処理まで幅広い用途に適用可能です。
  • 米国特許第12,292,944(2025年5月6日付で発行)は、テイラー展開を用いた損失関数の最適化手法に関するものであり、学習効率の向上と、特にデータが限られた状況におけるモデルの頑健性強化を目的としています。1

これらのイノベーションは、Jason Liang博士、Elliot Meyerson博士、Risto Miikkulainen教授を含むCognizantの研究者によって開発されたものであり、AIおよび機械学習の限界を押し広げるCognizantのリーダーシップをさらに強固なものとしています。

人工知能の可能性をより実用的かつ広く利用可能なものにするために、CognizantのAI Labは今年初め、Neuro AI Multi-Agent Acceleratorをオープンソース化しました。Neuro AIは、企業によるAIエージェントの開発および導入を加速させ、適応型の業務運用、リアルタイムの意思決定、そしてクライアントが定義する目標や管理体制に応じたパーソナライズされた顧客体験の実現に向けて、業務プロセスの変革を支援します。

CognizantのAI Labは、2024年3月に旗艦となるAI研究施設をサンフランシスコに開設しており、RHEA(AIによる人間の専門性の実現)に関する画期的な研究成果により、GECCO 2025において人間と同等の成果を上げた研究として評価される「Human-Competitive Results」部門で金賞を受賞しました。Elliott Meyerson博士とRisto Miikkulainen教授によって開発されたRHEAは、進化型AIを活用し、人間の専門家チームによって生成された数百のモデル、中でもXPRIZE Pandemic Response Challengeに提出されたモデル群を抽出・再構成し、洗練された意思決定戦略へと昇華させる手法です。厳密な評価において、RHEAは個々の人間による提出モデルの性能を上回り、未完成のアイデアに潜在する可能性を引き出すことで、革新的なパンデミック対策の政策提言を実現しました。この成果は、グローバルな人間の専門知識を活用して次世代のAIソリューションを推進するうえでのCognizantのリーダーシップを明確に示すものです。

UTオースティン校のコンピューターサイエンス教授であり、Cognizantのリサーチ部門副社長を務めるRisto Miikkulainen氏は、「RHEAは、進化型AIがいかにしてグローバルな人間の知性を増幅できるかを示す強力な事例です。単に専門家の解決策に匹敵するだけでなく、それを超えて新たで高いインパクトを持つ戦略を発見することが可能です。Humies Award委員会による今回の評価は、世界で最も複雑な課題を解決するための基盤として、集団ベースのAIに大きな可能性があることを裏付けるものです。」と述べています。

Cognizantについて 

Cognizant(Nasdaq: CTSH)は、現代のビジネスを支えるエンジニアリング企業です。同社は、お客様が技術を最新化し、プロセスを再考し、体験を変革し、急速に変化するこの世界で先行できるよう支援します。そして共に協力し、日常の生活を向上させています。その方法について詳しくは、www.cognizant.com または @cognizant をご覧ください。

Cognizant AI Labについて

Cognizant AI Labの使命は、生成AI、マルチエージェントアーキテクチャ、ディープラーニング、進化的AIを組み合わせた「Decision AI」を活用し、人間の潜在能力を最大限に引き出す高度な意思決定システムを構築することです。Decision AIは、CognizantのNeuro® AIプラットフォームに搭載されており、フォーチュン500企業や非営利団体によって、目標を超えるための新たな方法を発見するために活用されています。このプラットフォームは、意思決定を最適化するAIを素早く構築することを可能にし、組織の収益成長や社会的進展を促進します。 

AIの先駆者であるBabak Hodjat氏とRisto Miikkulainen氏が率いるこのラボは、研究機関や学術界、技術パートナーと協力し、責任ある形で革新的なAIソリューションを開発しています。同ラボは、全世界で120件を超える特許(取得済みまたは出願中)を有しており、科学的なイノベーションと商業的応用の融合において卓越した実績を誇ります。また、日常生活の改善を目指すCognizantの目標を支え、ビジネスやAIフォーグッドの応用に重点を置いています。

詳細については、以下の連絡先までお問い合わせください。


Jeff DeMarrais

Jeff.demarrais@cognizant.com

 

Paul Jarratt

Paul.Jarratt@Cognizant.com

 

Gabrielle Gugliocciello

gabrielle.gugliocciello@cognizant.com


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1 特許技術の説明は一般の方にも理解しやすいよう簡略化されています。法的な詳細については、上記リンク先の

正式な特許文書をご参照ください。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2737196/Cognizant_AI_Lab_Patents_7_23_25.jpg?p=medium600

ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1794711/Cognizant_Logo_V1.jpg?p=medium600