Kia、自社初の専用PBV「PV5」を公開… 「モビリティの限界を超える」

  • Kia PV5は、現代自動車グルプの新しいPlatform Beyond VehiclePBV)アキテクチャである電動化プラットフォEGMP.S使用し、空間活用と安全性を最大化
  • フレキシブルボディシステム(Flexible Body System)により、ブロック組立式のモジュル設計で最大16種類のバリエションを
  • コネクティッドソフトウェア、張可能なアクセサリ門的なコンバジョン略を基盤ビジネス最適化ラインナップ拡張を可能
  • PV5PBVを持可能な成長の中核とするKiaの長期略の出

韓国・光明 、2025年7月24日 /PRNewswire/ -- Kiaは、自社初の専用PBV(Platform Beyond Vehicle)モデル「PV5」を公開し、未来のモビリティ体系構築に向けて始動した。Kiaはこの日、京畿道光明市のIVEXスタジオで「Kia PV5 Tech Day」を開催し、PV5の開発ストーリーとコアコンセプト、次世代技術を発表した。

Kia、自社初の専用PBV「PV5」を公開… 「モビリティの限界を超える
Kia、自社初の専用PBV「PV5」を公開… 「モビリティの限界を超える

Kia R&D本部 MSVプロジェクトグループ3を率いるチュ・ソクハ(Seokha Ju) 常務は、「未来のモビリティの始まりとなるPV5は、開発初期から顧客との積極的なコミュニケーションを通じて、空間の最大化、拡張性、連結性を包含した革新を実現し、これはKia全社の能力と緊密な協業の成果である」と述べ、「今後も顧客の声を基にPV5の商品性と完成度を継続的に向上させていく」と語った。

顧客主導の開で最大限の使いやすさを追求

KiaはPBV専用プロセスのPV5開発過程において、顧客の意見を初期段階から積極的に取り入れた。PV5は企画段階から顧客データを基に開発され、Kiaは従来の顧客調査にとどまらず、グローバルなビジネスクライアントとの連携を通し、車両のハードウェアとソフトウェアを作り上げた。この取り組みの一環として、Kiaは2022年と2023年に「PBVパートナーズ・デイ」を開催し、韓国・欧州・北米・中東・日本の120名以上の顧客と直接対話し、様々な要望を収集した。顧客はモビリティ・物流・配送・ユーティリティなど 実際のビジネス現場のニーズに基づく具体的な意見を提案した。

モジュラプラットフォム技術による柔軟な性能

PV5の根幹となるのは、現代自動車グループ(HMG)初の専用PBVプラットフォーム「Electric-Global Modular Platform for Service(E-GMP.S)」である。HMGの実績あるE-GMP電気自動車技術をベースに開発されたE-GMP.Sは、バッテリー・モーター・サスペンション・下部構造など複雑なシステムを標準化した統合モジュラーアーキテクチャ(IMA, Integrated Modular Architecture )を採用し、開発工程を簡素化した。

フレキシブルボディシステム:用性を追求したブロック組立式のモジュラ構造

Kiaのフレキシブルボディシステム( Flexible Body System )は、ブロック組立式モジュール方式により、最大16種類のPV5バリエーションを提供する。初期段階ではパッセンジャー(ロング)・カーゴスタンダード・カーゴロング・カーゴハイルーフなど7種類の基本車両が発売される。

コンバージョンを考慮とした設計

PV5は初期段階からスムーズなコンバージョンを可能にする設計となっている。量産開始と同時に稼働予定の「PBVコンバージョンセンター」は、Kiaの主要ラインナップと同等の耐久性と安全性を備えた高品のコンバージョン車両を製造する予定。

量産開始と今後のモデル展開

最初に開発されたPV5パッセンジャーとカーゴロングの製造は今月開始され、その後追加のバリエーションモデルが順次発売される予定である。Kiaは、より幅広いビジネスとライフスタイルのニーズに応えられるよう、2027年に「PV7」、2029年に「PV9」といった大型モデルを投入する計画だ。