2025年日本国際博覧会中国パビリオン「浙江省ウィーク」浙江歴史的伝統産業展 成功開催 千年の文脈、革新の姿を世界に示す

大阪、日本、2025年7月14日 /PRNewswire/ -- 大阪で開催中の2025年日本国際博覧会中国パビリオンにて、「浙江省ウィーク」浙江歴史的伝統産業展が成功裏に開催された。本展は浙江省人民政府の主催のもと、浙江省国際貿易促進委員会、浙江省経済・情報化庁、浙江省文化産業投資集団の共催により実施され、「万年たる継承・翠重ぬ江南(ばんねんたるけいしょう・すいかさぬこうなん)」をテーマに、浙江の山水文化と歴史的伝統産業を立体的に表現したものである。

歴史的伝統産業は、中華文化の伝承において極めて重要な担い手である。浙江省委員会および省政府はこの分野の発展に高度な関心を寄せており、お茶、絹織物、漢方薬、黄酒、文房具、木彫、根彫、石彫、青磁、宝剣、真珠、金華ハム、金属彫刻の13項目を「浙江省歴史的伝統産業」として重点的に育成・発信している。

本展の「名匠逸品エリア」では、代表性・継承性・芸術性を兼ね備えた15点の工芸美術作品が展示された。出展作家には、アジア太平洋手工芸大師の嵇錫貴、陸光正、徐朝興、虞金順をはじめ、国家級工芸美術大師の朱炳仁、陳明偉、金家虹など12名が名を連ねている。

また、革新性・現代性・体験性を兼ね備えた展示として、浙江省11市の代表的な伝統産業製品26点を展示。さらに3つの無形文化遺産体験エリアを設け、宋代式の点茶、杭州刺繍、漢方香り袋手作り体験といった体験型プログラムを通して、観客が「伝統を守る技」と「革新する知恵」に満ちた"浙派文化"を五感で感じられるよう工夫されている。

浙江省文化産業投資集団は、歴史的伝統産業の全産業チェーンにおける革新・再構築に注力し、優れた伝統文化の創造的転化と革新的発展を推進している。本展を通じて、国際博覧会という世界的な舞台において、浙江の匠の技と歴史的伝統産業を媒介とし、文明の交流と相互学習を力強く促進するものである。