ジャカルタ(インドネシア)、2025年6月5日 /PRNewswire/ -- APPグループは、日本での取り組みを通じて持続可能性への取り組みを示しており、自社製品の売上の一部をインドネシアの森林再生支援に充てています。この取り組みは、環境保全に対する同社の確固たる姿勢を示すものであり、森林破壊の防止や生物多様性の保全などの世界的な取り組みにも沿っています。
2020年8月に開始された「森の再生プロジェクト ~いっしょにSDGsに取り組もう!~」は、在来樹種の再植林を目的としています。本プログラムのもと、APP グループは一部のAPP中国とともに、森林再生の取り組みを支援するため、売上の一部をベランターラ環境保護基金に寄付しました。
過去4年間にわたるこの協力体制により、94ヘクタールの土地に合計56,896本の樹木が植樹・維持されました。この取り組みは、絶滅危惧IA類のラミン(Gonystylus bancanus)やバラム(Palaquium burckii)、さらに絶滅危惧II類のメラワン(Hopea mengarawan)やバランゲラン(Shorea balangeran)を含む、少なくとも32種の在来樹種を植樹することで、在来の生態系の回復に重要な役割を果たしています。また、この取り組みは、IUCN(International Union for Conservation of Nature/国際自然保護連合)のレッド・リストに掲載されているメランティ・ブンガ(Shorea leprosula)など、準絶滅危惧種の保全にも貢献しています。
「気候変動への対応や生物多様性の保全において、森林の再生は不可欠です。当社の主な事業拠点はインドネシアにありますが、APPグループは日本に拠点を持ち、責任ある森林管理を通じてこの取り組みに貢献したことを誇りに思います」と、エイピーピー・ジャパン株式会社代表取締役のタン・ウイ・シアン氏は述べています。「これらの取り組みは、環境の持続可能性を高めるだけでなく、健全な森林生態系に依存する地域社会の支援にもつながっています。」
このプロジェクトは、日本における環境関連の最大の展示会・エコプロSDGs Week 2024においても紹介されました。このイベントでの展示を通じて、地球規模の持続可能性目標の達成や気候変動への対応において、企業の連携が果たす重要な役割を浮き彫りにしました。
APPグループは持続可能性の歩みを進める中で、責任ある原材料調達や自然保護、そして持続的な変化をもたらす環境への取り組みに引き続き注力しています。
APPグループについて
APPはインドネシアに本拠を構える主要なパルプ、紙、林業企業で、150以上の国々に高品質なティッシュ、パッケージング、紙製品を供給しています。インドネシアと中国で事業を展開する私たちは、持続可能性、倫理的な実践、そして従業員、社会、環境の福祉を最優先にしています。当社の持続可能性ロードマップ・ビジョン2030は、ESG(環境・社会・ガバナンス)原則に基づいており、環境保護、地域支援、生物多様性の保護、そしてカーボン・ニュートラルに向けた取り組みを導いています。