マドリード, 2025年5月28日 /PRNewswire/ -- スペインの国際防衛・安全保障展示会「Feindef」は2025年に過去最高の成果を記録しました。来場者数は4万4000人を超え、海外からの来訪者も78%増加する中、数多くの戦略的協定が調印され、3日間にわたりこの分野の「協力のための基準となるプラットフォーム」となりました。

The International Defense and Security Exhibition of Spain, Feindef, had a record year in 2025, with more than 44,000 attendees, an increase of 78% in international presence
スペイン国防省の組織的支援を受けて2年ごとに開催されるこの展示会は、国際色を一層強め、その世界的な役割をさらに確かなものにしました。
Feindef財団のÁngel Olivares会長は、今回の国際色の強調は「我々の安全保障と防衛」を保証するために「不可欠」であり、同時に「将来への非常に希望に満ちた道を開くものだ」と述べました。
5月12日から14日までIfema Madridで開催されたこの見本市には、601社(75%が中小企業)が出展し、うち187社が海外からの出展者で、各国から90人以上の代表団が参加しました。
主催者によれば、「56か国の代表が集まり、激しい外交・商業活動が行われた」といいます。
参加した組織をいくつか挙げると、European Defense Agency(EDA)、Europol、国連、NATO、Organization for Joint Armament Cooperation(OCCAR)、European Commissionなどがあります。
3日間にわたり、無人システム、サイバー防衛、軍事物流に応用される人工知能の進歩、デュアル・アプリケーション技術、才能ある人材の誘致と維持、若者の安全保障意識の向上など、その他の主要な構造的課題など、この分野の主要な問題が取り上げられました。
Olivares氏は、この展示会は「国際的な戦略的提携に関する合意を促進するための理想的な枠組み」として機能したと述べました。同会長はまた、展示会を「欧州における単一の防衛市場」に向けて前進し続けるための場だと見なしています。これは、EU首脳が安全保障と防衛費の増額に合意した状況の中でのことで、ブリュッセルによれば、その増加額は最大8,000億ユーロに達する可能性があるといいます。
今回のイベントは、12件を超える関連協定を正式に締結する場ともなりました。その中には、ウクライナが国内外の企業と締結したもの、TEDAE(Spanish Association of Technology Companies for Defense, Security, Aeronautics and Space)およびAESMIDE(Association of Contractors with Public Administrations)が作成したもの、スペイン国防省がEuropean Defense Agency(EDA)と署名した意向書、スペイン空軍および宇宙軍向けの統合訓練プログラムに関してスペイン産業界とトルコ航空宇宙の間で署名された覚書などが含まれます。
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2696223/FEINDEF.jpg?p=medium600