Huawei ICTコンペティション2024–2025グローバルファイナルが閉幕:AIが教育改革とICT人材育成を後押しする

深圳(中国)、2025年5月26日 /PRNewswire/ -- Huawei ICTコンペティション2024–2025グローバルファイナルの閉会式および表彰式が本日、深圳で盛大に開催されました。第9回目となる本大会は、過去最大規模となり、世界100以上の国と地域、2,000を超える大学・高等教育機関から21万人以上の学生および指導者が参加しました。各国および地域での予選を経て、48の国と地域から179チームがグローバルファイナルに進出しました。

プラクティス、イノベーション、プログラミングの3つの主要部門で繰り広げられた激戦の結果、中国、アルジェリア、ブラジル、フィリピン、モロッコ、ナイジェリア、セルビア、タンザニア、シンガポールの9か国から18の優秀なチームが最高賞を受賞しました。

イノベーション部門のグランプリは、フィリピンのBulacan State University、中国のBeijing University of Technology、セルビアのUniversity of KragujevacにおけるFaculty of Technical Sciences Čačak、モロッコのMoulay Ismail UniversityにおけるFaculty of Sciences and Techniques of Errachidiaの各チームが受賞しました。

プラクティス部門のネットワークトラックにおいては、中国のShenzhen Institute of Information Technology、ブラジルのInstituto Federal do Tocantins、ナイジェリアのFederal University of Technology Minna、そしてタンザニアのDar es Salaam Institute of Technology、University of Dar es Salaam、そしてUniversity of Dodomaによる合同チームがグランプリを受賞しました。

プラクティス部門のクラウドトラックでは、フィリピンのiACADEMY、アルジェリアのUniversity of Batna 2およびHigher National School of Computer Science Algiers、中国のTianjin University of Technology and Education、そしてシンガポールのSingapore University of Social Sciencesのチームがグランプリを受賞しました。

プラクティス部門のコンピューティングトラックでは、中国のGuilin University of Electronic Technology、ナイジェリアのFederal University of Technology Minna、アルジェリアのUniversity of BejaiaおよびHigher National School of Computer Science SBA、フィリピンのCebu Institute of Technology - Universityの各チームがグランプリを受賞しました。

プログラミング部門のグランプリは、中国のShenzhen Polytechnic Universityのチームが受賞しました。

技術的な優秀さにとどまらず、卓越した貢献を称えるため、本大会では特別賞も授与されました。テック業界の女性(Women in Tech)賞は、ブラジル、サウジアラビア、ドイツ、ケニアの女性のみで構成された4チームに授与されました。グリーン開発(Green Development)賞は、ガーナのチームに授与されました。最も価値ある指導者(Most Valuable Instructor)賞は、ICT教育への貢献が評価された中国、アルジェリア、バングラデシュ、ブラジル、エジプト、インドネシア、イラク、ナイジェリア、ハンガリー、トルコの10か国から18名の優秀な指導者に授与されました。

Huawei ICT Competition 2024–2025 Global Final Closing & Awards Ceremony
Huawei ICT Competition 2024–2025 Global Final Closing & Awards Ceremony

HuaweiのICT戦略・事業開発部門ディレクターであるRitchie Peng氏は開会のスピーチで、次のように述べました。「競技を通じた学び、競技を通じたイノベーションの喚起という目標を達成するために、私たちは競技課題の設計を継続的に進化させてきました。プラクティス部門は、私たちの掲げる『インテリジェント・ワールド2030Intelligent World 2030』のビジョンと一致しており、学生がクラウドコンピューティング、ビッグデータ、AIを習得し、社会の進歩を促進することを奨励しています。イノベーション部門は、グリーン開発とデジタル・インクルージョンに焦点を当てており、参加者がICTを活用して農業、医療、教育などの分野における実社会の課題解決に取り組むことを促しています。」

世界的にデジタルトランスフォーメーションが加速する中、AI、ビッグデータ、サイバーセキュリティなどの分野における高度なスキルを持つ人材の需要はますます高まっています。しかし、これらの重要分野における人材不足はますます顕著になってきています。この課題に対応するため、Huawei ICTコンペティションでは、プラクティス、イノベーション、プログラミングといった複数の部門に加え、産学連携やカスタマイズされたカリキュラム開発などの取り組みも展開しています。これらの取り組みは、学生に需要の高いスキルを身につけさせ、より高度に知能化・デジタル化が進む世界で活躍できる次世代のテック人材を育成することを目的としています。

今年のコンペティション期間中、Huaweiは「AIによる教育変革推進サミット」も開催し、専門家たちがスマート教育におけるAIの重要な役割について議論しました。さらにHuaweiは、Huawei ICTアカデミー・インテリジェント・プラットフォームのAI機能を正式に発表し、教育者や学生がより簡単かつ効率的に活用できるようになったことを明らかにしました。これは、教育のデジタル化をさらに前進させる一歩となります。

Huawei ICTコンテストの詳細については、https://www.huawei.com/minisite/ict-competition-2024-2025-global/en/index.html をご覧ください。