Esaote:獣医師向け新型超音波スキャナー「MyLab™Heron」、SCIVACリミニ2025年国際会議で世界初公開

ジェノバ(イタリア), 2025年5月26日 /PRNewswire/ -- 医用診断画像分野のリーディングカンパニーであるEsaoteは、イタリア最大の獣医学術団体SCIVACが523日から25日にかけてリミニ開催した国際会議において、新型超音波スキャナー「MyLabHeron」の世界初公開を行いました。同組織は、獣医師の科学的および専門的な教育を目的とした団体です。

The new MyLab™Heron ultrasound scanner
The new MyLab™Heron ultrasound scanner

MyLab Heron は、 Esaote 30 年以上にわたり評価されてきた高性能ポータブル超音波システム分野における研究活動の最新の成果であり、同社は幅広い製品ポートフォリオと革新的なソリューションで際立った存在となっています。 

「獣医師は常に、診断の正確性と効率性を高めるツールを求めており、この新しい超音波システムは、まさにそのニーズに完璧に応えるものです。」と、Esaoteの獣医部門マネージャーであるErminio Bassiは述べています。

MyLab Heronは、高い精度厳しい条件下でも動きやすいという特徴を持つ動物から着想を得ており、完全に洗浄可能なタッチインターフェースなど、優れた性能、使いやすさ、機動性を兼ね備えたポータブルシステムです。シンプルな操作から高度な機能まで、すべての操作に直感的かつカスタマイズ可能にアクセスできる設計となっており、コンパクトなサイズと長時間持続するバッテリーにより、あらゆる臨床現場で理想的な使用が可能です。

ワークフローは操作手順を最小限に抑えるよう設計されており、獣医師が動物のケアに専念できるよう配慮されています。先進技術と獣医療専用のソリューションにより、診断プロセスはシンプルかつ信頼性の高いものとなっています。その結果、より迅速かつ正確な判断が可能になります。リアルタイムの画像データを解析することにより、システムに搭載された人工知能機能が操作入力を軽減し、全体のワークフローと生産性を向上させます。

同様に、MyLabHeron豊富なプローブのラインナップにより、浅部から深部まで高解像度の画像を提供します。これにより、一般的な画像診断から心臓病学、筋骨格系、繁殖に至るまで、あらゆる用途において、あらゆる大きさの動物を対象にスキャンすることが可能となり、他にはない鮮明さを実現します。クリニックや病院、あるいは個人で活動する獣医師を支援するために設計された、強力なツールです。

MyLab Heronは、獣医療専用に開発されたEsaoteの超音波スキャナー製品群を補完・強化するものであり、MyLabFoxおよびMyLabPantherとともに、国際市場において高い評価を受けている確立された基準機種です。これらの製品は、獣医療をより身近で的確なものとし、動物とその飼い主に寄り添うケアの実現を目指すEsaoteの、革新と細部へのこだわりを体現しています。

また、Esaoteはウェビナーからライブイベントに至るまで、診断画像分野における獣医師の支援として、研修プログラムや教育にも注力しています。同社は、専門家との共有・研究・議論に基づいたケアのビジョンが、獣医療の未来をより良いものとし、獣医師の役割をさらに高めることに貢献できると確信しています。

Esaote Groupは、医用画像分野(超音波、MRI、診断プロセス管理用ソフトウェア)におけるリーディングカンパニーです。2024年末時点で、同グループの従業員数は約1,300名であり、そのうち約半数がイタリア国内で勤務しています。Esaoteは、ジェノバおよびフィレンツェに拠点を構え、イタリアとオランダに自社の製造および研究拠点を有しており、世界100カ国以上で事業を展開しています。www.esaotevet.com

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