Alamar Biosciences社がNULISAseq™ CNS Disease Panel 120に画期的な血液ベースの脳由来pTauアッセイを追加

脳由来の pTau217 pTau181 pTau231 、および神経変性疾患研究を促進するトータル・タウ・アッセイを含む世界初のパネル

カリフォルニア州フリーモント, 2025年5月16日 /PRNewswire/ -- 病気の早期発見を可能にする精密プロテオミクスを推進するAlamar Biosciencesは本日、NULISAseq CNS Disease Panel 120を拡張し、脳由来リン酸化タウ(pTau)タンパク質向けの新しいアッセイを追加すると発表しました。強化されたパネルには、血液サンプルから直接測定された脳由来の pTau217pTau181pTau231およびトータル・タウ(tTauタンパク質が含まれており、神経変性疾患の研究にこれまでにない感度と特異性をもたらします。

NULISAseq CNS Disease Panel 120
NULISAseq CNS Disease Panel 120

リン酸化タウは、アルツハイマー病やその他のタウ病変の早期発見とモニタリングのための重要なバイオマーカーとして浮上してきました。CNS Disease 120 Panelに新たに追加されたアッセイは、末梢性タウと中枢性タウを区別できない現在のアッセイの限界を克服し、特に脳由来のpTauを検出するように設計されています。これにより、複数のpTau種およびtTau種の2種類(脳由来に特有のものと、脳と末梢組織由来のタウ種を組み合わせたもの)を同時に測定できるようになります。

「研究者は長い間、脳由来のタウ病理を追跡するための信頼性の高い血液ベースのソリューションを求めてきました」とAlamar BiosciencesのCEO、創設者兼会長であるYuling Luo博士は述べています。「pTau217、pTau181、pTau231、およびトータル・タウのアッセイを当社のNULISAseq CNS Disease 120 Panelに統合することにより、科学者は優れた感度とスループットでタウ病理の全範囲を調査できるようになります。この進歩により、アルツハイマー病および関連する神経変性疾患におけるバイオマーカー主導の研究と医薬品開発が加速する見込みです。」

「血液から脳由来のpTauを直接検出する能力は、アルツハイマー病(AD)とその関連疾患の早期発見とモニタリングにおける画期的な一歩です」とBanner Health社の神経変性バイオマーカー研究ディレクター、Nicholas Ashton博士は述べています。「これまでは、脳由来pTauと末梢pTauを多重化した方法で区別することができませんでした。最近のエビデンスでは、ADの特異性を高めるために、脳由来のpTauを検出できることの重要性が強調されています。Alamar社の新しいCNSパネルは、これらのバイオマーカーの診断精度と臨床的有用性をさらに向上させる前例のない機会を提供し、患者ケアと臨床研究に劇的な影響を与えるでしょう。」

Alamar Biosciencesは、早期診断、患者の層別化、治療モニタリングを促進するバイオマーカーの洞察を解き明かすために、神経科学コミュニティとの提携に引き続き尽力します。

NULISAseq CNS Disease Panel 120およびAlamar Biosciencesのプロテオミクス・ソリューション・ポートフォリオの詳細については、www.alamarbio.comをご覧ください。

Alamar Biosciences, Inc. について

Alamar Biosciencesは疾患の早期発見を可能とする高精度プロテオミクスを推進する使命を帯びた非公開のライフサイエンス企業です。独自開発のNULISAプラットフォームとARGO™ HTシステムはゲノミクスの飛躍的な進歩に即応したもので、今日の業界で最も高感度のタンパク質検出技術をはるかに凌駕する1ケタという高感度の検出を実現しています。詳細については、alamarbio.comをご覧ください。


写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2687971/Brain_FINAL_Alpha_WebHome_500px.jpg?p=medium600

ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1810182/Alamar_Logo_WhiteOutline_RGB_4x1_Logo_V1.jpg?p=medium600