Eligo Bioscience社、免疫皮膚科学における画期的な遺伝子医療プラットフォームの推進に向け500万ドルを獲得

•  資金提供は、フランス政府のFrance 2030戦略の下、Health Innovation Agencyが主催し、Bpifranceが運営する公募プログラム「Innovations in Biotherapies and Bioproduction」の一環として行われたもの

パリ, 2025年5月13日 /PRNewswire/ -- 新たな遺伝子医薬品の開発を先駆的に進めるバイオテクノロジー企業、Eligo Bioscienceは本日、皮膚常在細菌による治療用生物製剤の直接現地生産を可能にするよう設計されたEligo独自の局所遺伝子送達プラットフォームの進歩と拡大を加速するため、フランス政府から500万ドルの助成金を確保したことを発表しました。

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この助成金は、Eligoにとって重要な進展がいくつかあったことを受けたものです。これには、同社のマイクロバイオーム塩基編集プラットフォームに関する研究が『Nature』誌に掲載されたこと、皮膚マイクロバイオームのin situ編集をカバーする複数の基礎特許の取得、シリーズB資金調達ラウンドを3,500万ドルに拡大することに成功したことが含まれます。今回の非希薄化財務支援は、Eligoの臨床パイプラインを迅速に前進させる能力を強化するものです。

スケールアップと臨床応用への前進

Eligo社は、中等度から重度の尋常性ざ瘡をターゲットとした第一世代のCRISPRベースの局所治療薬の開発という実績を踏まえ、後期臨床試験に向け、自社の革新的な遺伝子導入ベクターのバイオ生産プロセスを最適化し、規模を拡大する予定です。この試みにおいて、Eligoは微生物発酵を専門とする世界的に有名なCDMOであるBiose Industriesと提携しています。Bioseは、複雑な微生物治療薬のスケールアップにおけるGMPの専門知識を有しており、臨床の有効性検証に向けたEligoの進捗を加速させる上で重要な役割を果たします。

「今回の資金提供により、当社はクラス初の局所用マイクロバイオーム標的遺伝子編集療法のための堅牢なバイオ製造プロセスを確立することができ、幅広い免疫皮膚科適応症への拡大の基盤を築くことができます」と、Eligo BioscienceのCEO兼共同創設者であるXavier Duportet博士は述べています。「これは、世界中の何百万人もの患者が直面している重大な医療課題に対処し、真に革新的な治療ソリューションを提供するという当社の野心を強化するものです。」

免疫皮膚科学ターゲットへの拡大

皮膚マイクロバイオームは皮膚免疫調節においてきわめて重要な役割を果たしており、毛包内に生息する常在細菌は、皮膚に存在する免疫細胞ときわめて近い位置関係にあります。

Eligoのユニークなin-situデリバリー・モダリティでは、これらの常在細菌に対してin-situでの遺伝子操作を行うことを可能となり、免疫異常が発生する場所に高活性の生物製剤を発現させることができる局所バイオリアクターとして機能させることができます。

今回の資金調達は、複数の治療薬の探索と、アンメットニーズの高い慢性炎症性皮膚疾患および免疫介在性皮膚疾患をターゲットとする多様な免疫皮膚科学パイプラインの構築を支援するものです。

Eligo Bioscience France 2030 Bpifrance の詳細については、 eligo.bio/france2030をご覧ください。

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ロゴ:https://mma.prnasia.com/media2/1533529/Eligo_Bioscience_Logo.jpg?p=medium600

 

 

問い合わせ先:
press@eligo-bioscience.com