上海発、2025年4月29日付け /PRNewswire/ --長安汽車(ChangAn Automobile) インテリジェント低炭素モビリティーテクノロジー企業である長安汽車(以下「長安」または「同社」)は、4月23日から5月2日まで上海国家会議・展示センターで開催されている上海モーターショー2025において、「共に、よりスマートな世界のために」(Together for a Smarter World)をテーマとして挙げて、将来を見据えたロードマップを発表しました。同社の3つの戦略、すなわち新エネルギー分野における「シャングリラ・ミッション」(Shangri-La Mission)、インテリジェンス分野における「おおぐま座アルファ星計画」(Dubhe Plan)、そしてグローバル展開に向けた「広大な海洋計画」(Vast Ocean Plan)は、長安における戦略的アップグレードとイノベーションの新たな幕開けとなるものです。同社の大躍進としてとしては、複数の新エネルギーモデルの発表、インテリジェント運転技術の導入、国際販売の拡大、そしてタイにおける製造施設の開発などが挙げられます。
長安汽車のシャングリラ・ミッションは、今後5年間で製品ポートフォリオを継続的に充実させることを目指しているもので、37の新エネルギーモデルを含む、45の新型モデルをグローバルに導入する計画です。2025年だけでも、AVATR 06、DEEPAL S09、CHANG-AN Q07などの新エネルギー車12モデルを含む、20の新型モデルが発売される予定です。長安はCATLとの提携により、主要な電解質技術を促進することで、固体電池の開発を加速させています。2025年後半には試作品がデビューし、2026年には設置試験を実施し、2027年までには量産が開始される予定です。同社はまた、インテリジェントバッテリー衝突監視システムとKirin 4C急速充電バッテリーも発表しています。
長安汽車では「おおぐま座アルファ星計画 2.0」(Dubhe 2.0 Plan)に基づき、今後5年間で200億元を投資して、大規模AIモデルの開発とエンドツーエンド自動運転の推進に注力します。さらに200億元により、空飛ぶ車を含む低空経済産業の成長を支援します。Intelligent TS Drive、TY Cockpit、およびTH Chassis システムは、50 を超えるインテリジェント機能とともに、包括的なアップグレードの対象となります。Intelligent TS Drive自動運転システムは、さまざまなユーザーニーズに応える5つのバージョンがリリースされ、LiDAR PROバージョンは2025年後半までに量産が開始する予定です。長安汽車は今後10年間で新たな自動車技術に2000億元以上を投資し、今年中には空飛ぶ車の試験飛行を開始し、2028年までには人型ロボットの生産を目指しています。上海の NextLab は、グローバルなデザイン革新の拠点です。
長安汽車は「広大な海洋計画」(Vast Ocean Plan)に基づき、2030年までに全世界で150億ドル以上を投資し、年間150万台の海外販売と海外従業員1万人への増員を目標としています。同社の世界市場戦略は「6+2」レイアウトに移行し、5つの主要地域を中国の戦略レベルに合わせて引き上げていきます。国際市場の生産能力は3,000万台から5,000万台へと成長し、カザフスタンやエジプトなどの国々で11のKDプロジェクトを立ち上げて、生産能力を50万台に増加します。長安はブラジル、アルジェリア、インドネシア、ドイツ、オーストラリアなど新たな市場に参入し、2026年までに5つの主要地域を完全に網羅することを目指しています。
長安汽車の朱華栄会長は「強い逆風と長い道のりにもかかわらず、長安汽車は揺るぎない決意で前進します」と語っています。「『変化を通じて革新し、逆境に耐える』という当社の歴史的精神、当社の深い文化的伝統、一貫した戦略実行、優秀なチーム、そして強固な研究開発能力により、当社は状況を乗り越え、質の高い変革を加速させて、世界クラスの自動車ブランドを構築するというビジョンを実現できると確信しています。」当社は、『持続可能なモビリティをリードし、人々の生活に恩恵をもたらす』という当社の使命に、長安の力をさらに注力していきます。」
長安汽車 (ChangAn Automobile )について
長安はインテリジェントな低炭素モビリティ・テクノロジーを推進する企業です。同社の製品ラインナップには乗用車、ピックアップ、小型商用車があります。イノベーションと産業の高度化を原動力として、同社は持続可能なモビリティを推進し、業界のグローバル・リーダーになるべく全力で取り組んでいます。