ChangAn、重慶で開催された海外パートナーカンファレンス「広大な海洋計画:頂点を目指して団結」にて2030年のビジョンを発表

同社は、世界水準の自動車ブランドを目指し、急速にグローバル展開を加速

重慶(中国)、2025年4月28日 /PRNewswire/ -- ChangAn Automobile(以下、「ChangAn」または「同社」)は、インテリジェントかつ低炭素なモビリティ技術企業として、このたび、重慶において「広大な海洋計画:頂点を目指して団結(Vast Ocean Plan: United Towards The Peak)」をテーマに、2025年海外パートナーカンファレンスを開催しました。同イベントには、70か国以上から500名を超えるパートナーが集い、同社のグローバルにおける成果を振り返るとともに、今後のロードマップを共有しました。カンファレンスでは、ChangAnは「2030年のビジョン」を発表し、グローバルへの投資額として100億ドル超を拠出することを表明しています。同社は、2030年までに世界販売台数500万台を達成することを目指しています。また、ChangAnは世界トップ10の自動車ブランドの一つとなることを目標に掲げています。

ChangAn のグローバル事業戦略は着実に進展しており、 2030 年までに世界販売台数 500 万台、うち海外販売台数 120 万台を達成する見通し

2025年のカンファレンスにおける基調講演にて、ChangAn Automobileの会長であるZhu Huarong氏は、過去5年間にわたる同社の新エネルギー、インテリジェンス、グローバルビジネス分野における進展について強調しました。2024年において、世界販売台数は前年比34.2%増の268万4,000台となり、そのうち新エネルギー車が73万5,000台、海外販売台数が53万6,000台を占めました。Zhu氏は、「製品輸出からブランドのグローバル化へと進化する中で、『長期主義と現地化運営』という2つの推進力により、グローバル競争力を強化しています。」と述べました。今後5年間にわたり、ChangAnは5つの主要な海外市場をターゲットとし、現地生産、ブランド構築、カスタマーサービスの拡充を進めていきます。

2024 年において、 ChangAn の海外販売は中国の自動車輸出においてトップ 3 にランクイン

また、カンファレンスでは、ChangAn AutomobileのLi Mingcai上級副社長が、国外で達成した重要な成果を明らかにしました。同社は、タイに初の国際的なNEV生産拠点を立ち上げ、8つの海外生産提携先を開拓し、生産能力58万台を達成しました。2024年、ChangAnは中国の自動車輸出企業トップ3に入り、国際販売台数50万台超、売上高110億ドル超という業績を成し遂げました。ブランドは新たに20か国に進出し、世界100か国以上に進出、現在では1,150の販売チャンネルを展開しています。CHANG-AN、DEEPAL、AVATRはいずれも国際的な認知を獲得し、ChangAnは広大な海洋計画の発表からわずか14か月で「BrandZの中国グローバルブランドトップ50」に選出されました。Li氏は、「反グローバル化の波の中にあっても、ChangAn Automobileは9年連続の輸出成長により、中国のスマート製造の力を証明しました。」と述べました。

2025 年には「デュアルトラック」開発計画のもと、海外市場向けに 20 車種の新型車を投入する予定

常務副社長のWang Xiaofei氏は、技術革新はChangAnのグローバル戦略の中核であり続けていると述べました。同社はこれまでに1,148億人民元以上を研究開発(R&D)に投資し、5,000名のソフトウェアおよびAI専門家を含む1万8,000名規模の国際チームを構築しています。2025年の計画には、燃料車と新エネルギー車のデュアルトラック戦略が盛り込まれています。化石燃料車は中南米、中東・アフリカ、ユーラシア市場をターゲットとし、新エネルギー車はアジア太平洋地域および欧州市場に注力していきます。ChangAnは、CHANG-AN、DEEPAL、AVATRを通じて統一されたグローバルブランド構造を構築し、「1+N」ブランド戦略、すなわち年間で1つのグローバルIPと複数の現地キャンペーンを展開することを推進しています。製品面では、CS75PLUS、DEEPAL S05、AVATR 07、CHANG-AN Q07を含む、合計20のグローバル新型モデル(燃料車10モデル、NEV10モデル)を投入する予定です。

ChangAnは今後の成長に対して揺るぎない自信と強いコミットメントを示しています。今後、同社は「競争力と高品質」を軸とする戦略に注力し、コアコンピタンスと技術革新を活用してグローバル展開を拡大し、さらなる国際的影響力の向上を目指していきます。