ヴィヴィアン・ウエストウッド、バルセロナ・ブライダルナイトで圧巻のショーを披露

バルセロナ大学の歴史的建造物の回廊にて開催

バルセロナ(スペイン), 2025年4月27日 /PRNewswire/ -- イギリスのブランドであるヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、昨夜開催されたバルセロナ・ブライダル・ファッションウィーク(BBFW)の一環として行われたバルセロナ・ブライダルナイトにおいて、主役を務めました。2026年のブライダルコレクションを披露したこの伝説的なファッションハウスは、450名を超える来場者を魅了し、エレガント、反骨精神、ロマンスが融合した忘れがたい体験を提供しました。同公演は、同ブランド初となるブライダルラインに特化したショーとなりました。

Simonetta Gianfelici at Vivienne Westoood Barcelona’s Catwalk
Simonetta Gianfelici at Vivienne Westoood Barcelona’s Catwalk

この特別なイベント会場には、バルセロナ大学の19世紀の歴史的建造物が選ばれました。モデルたちは、34点のオーダーメイドおよびオートクチュールのブライダルガウンに身を包み、中央庭園を囲む回廊を優雅に歩き、咲き誇るオレンジの木々が、ショーに自然の背景を添えました。

ヴィヴィアン・ウエストウッドのクリエイティブディレクターであるAndreas Kronthaler氏は、次のように述べました。「ブライダルは、私が90年代初頭にヴィヴィアン氏と共に仕事を始めて以来、常にブランドにとって重要な存在でした。この素晴らしい都市で初のブライダルショーを開催できることを大変光栄に思います。私たちは、この街の壮麗な大通りや建築からインスピレーションを得て、コレクションを作り上げました。」

さらに同氏は続けました。「このコレクションは、過去・現在・未来が入り混じったポプリのようなものです。基盤となっているのはコルセットであり、身に着ける人の魅力を引き出し、存在感を与えます。そこにテーラリングを加えることで、男性的な要素をプラスしています。」

私たちは、18世紀の植物画家Pierre-Joseph Redouté氏の水彩画に着想を得たローズプリントを改めて見直しました。さらに、純潔と美の象徴であるオレンジブロッサムを、大学の中庭から取り入れました。それらをチュールで繊細に重ね、控えめでありながらもロマンティックな表現を加えています。『Absence of roses』のリッチなジャカード生地は、クラシカルな趣を表現しています。リネンやコットン、ウォッシュ加工を施したジョーゼットやシフォンを用い、何度も着込まれたかのような風合いを持たせました。極薄のオーガンザやたくさんのレース、イタリア製の淡いピンクのデュシェスサテンも使用しています。それぞれのキャラクターが、ひとつの物語を語りかけているのです。」

Andreas氏は次のように締めくくりました。「SimonettaGianfelici)氏は、François Boucher氏の絵画(1756年)にインスピレーションを受けた『Madame de Pompadour』のガウンを、今回は白で身にまとっています。ヴィヴィアン氏もきっとそれを愛したことでしょう  このドレスは、彼女にとって生涯で最もお気に入りの一着でした。」

さらに、本日から日曜日まで、モンジュイック会場のホール1およびホール2、ならびにプラザ・デ・ル・ユニバースにて、トレードショーが開催されます。約450のブランドが出展し、世界中のバイヤーに向けて、ブライダル、グルーム(新郎向け)、パーティー、セレモニー、レッドカーペット用ドレスやアクセサリーを幅広く提案します。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2673564/Vivienne_Westoood_Barcelona.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/659718/5287602/Fira_Barcelona_Logo.jpg