東京、2025年4月23日 /PRNewswire/ -- 高性能サーバーソリューションの大手グローバルプロバイダーであるMSIは、次世代AIおよびクラウドコンピューティングワークロード向けに構築した高性能サーバープラットフォームによるAI主導のイノベーションをJapan IT Week Spring 2025のブース#21-2で紹介します。MSI の NVIDIA MGX™ AI Serversは、モジュール型の GPU アクセラレーションによるコンピューティングを提供し、AI のトレーニングと推論を最適化します。一方、Core Compute シリーズのMulti-Node Serversは、AI 推論やクラウドサービスプロバイダーのワークロードにおいて、コンピューティング密度と効率を最大化します。MSIのORv3 ServersのOpen Computeシリーズでは、ハイパースケールのAI導入におけるスケーラビリティと熱効率が向上します。MSI のEnterprise Serversは、クラウドとエッジ全体でシームレスなAIワークロードを実現するためのバランスの取れたコンピューティング、ストレージ、ネットワークを提供します。MSI は、システム統合とAI主導のインフラストラクチャに関する深い専門知識を活かし、AI の次の飛躍を支える次世代のインテリジェントコンピューティングのソリューションを推進しています。
「AI の進歩は、パフォーマンス効率、コンピューティング密度、ワークロードのスケーラビリティにかかっています。MSIのサーバープラットフォームは、モデルのトレーニングを加速し、推論を最適化し、リソース利用を最大化するように設計されています。これにより企業は、AIの潜在能力を現実の成果に変容させる処理能力を持つことができるようになります」と、MSI Enterprise Platform Solutionsのゼネラルマネージャー、Danny Hsuは述べています。
AI、HPC、フロントエンド Web サーバー向けの高性能コンピューティング
MSI は、スケーラブルなAIモデルトレーニング、高性能コンピューティング(HPC)、データ集約型ワークロード向けに設計され、AIによって最適化されたサーバープラットフォームのポートフォリオを導入します。コンピューティング密度の最大化、AIワークフローの加速、データスループットの向上を目的に設計されたこれらのプラットフォームは、次世代のパフォーマンスとスケーラビリティを備え、最新のAI導入を支援します。これら 3 つのソリューションはすべて性能向上を目的に構築されていますが、それぞれ異なるワークロードの強度と導入の規模に対応しています。
- CG480-S5063 NVIDIA MGX AI Server―GPUアクセラレーテッドAIトレーニング、ディープラーニング、大規模言語モデル(LLM)向けに最適化された4U高密度AIサーバーです。Intel® Xeon® 6のデュアルプロセッサーを搭載し、最大8基のFHFLデュアル幅GPUスロットをサポートしています。高速なデータ転送のために、CPU:GPU:NICのスイッチトポロジーは2:8:5に構成されています。このプラットフォームは、32個のDDR5 DIMMスロット(最大 8 TB RAM)、20個のPCIe 5.0 E1.S NVMeベイ、PCIeスイッチを備え、大規模なAIワークロード向けに超高帯域幅メモリと低レイテンシのストレージを提供します。
- CD270-S3061-X4 Multi-Node Server―高密度データセンターおよびクラウドサービスプロバイダーの導入向けにカスタマイズされた2U 4ノードのIntel Xeon 6プロセッサーベースのコアコンピュートプラットフォームです。各ノードには16個のDDR5 DIMMスロットと3個のPCIe 5.0 U.2 NVMeベイが搭載されており、一般的なクラウドサービスプロバイダーのワークロードのメモリ帯域幅とコンピューティング効率を最大化します。高密度のマルチノードアーキテクチャにより、熱効率と電力利用を最適化しながらコスト効率の高いスケーラビリティを実現します。
- CD281-S4051-X2 ORv3 2OU 2-Node Server―ハイパースケールのコンピューティングインフラストラクチャ向けに設計されたこのAMD EPYC™ 9005シリーズ のCPUベースのサーバーは、OCP に最適化されたコンピューティング環境向けに特別に構築されています。各ノードには12個のDDR5 DIMMスロットと12個のPCIe 5.0 E3.S NVMe ベイが組み込まれており、高密度ストレージ、大規模なメモリ帯域幅、シームレスなデータスループットを確保しています。ORv3 モジュラーの標準に基づいて構築されたこのプラットフォームは、次世代型データセンターでのスケーラブルで電力効率の高い導入を可能にします。
ミッションクリティカルなワークロード向けのエンタープライズプラットフォーム
MSI は、エンタープライズ IT、クラウド インフラストラクチャ、データ集約型エンタープライズ アプリケーション向けに設計された高性能サーバー ソリューションを提供します。DC-MHSアーキテクチャを採用した最新のIntel Xeon 6とAMD EPYC 9005シリーズのプロセッサをベースに構築されており、モジュール設計、強化されたシステム管理、シームレスなスケーラビリティを提供し、現代のエンタープライズの導入における長期的な柔軟性と運用効率を確保しています。
- CX270-S5062: 計算負荷の高いエンタープライズのワークロード向けに設計された2Uデュアル ソケットのIntel Xeon 6プロセッサー搭載サーバーです。32個のDDR5 DIMMスロットと最大24個のPCIe 5.0 U.2 NVMeベイを備え、メモリ帯域幅とストレージスループットを最大化し、仮想化、データベース処理、高性能アプリケーションに最適です。
- CX271-S3066: 16 個のDDR5 DIMMスロットと最大24個のNVMeベイを備えた2UシングルソケットのIntel Xeon 6プロセッサーベースのサーバー。コスト効率の高いスケーラビリティ実現を目的に設計されたこのプラットフォームは、136個のPCIeレーンをサポートしており、エンタープライズストレージ、仮想化、および汎用ワークロードに最適です。
- CX171-S4056: 高密度コンピューティングやクラウドネイティブのアプリケーション向けに最適化された、1UシングルソケットのAMD EPYC 9005シリーズのCPUベースのサーバー。24個のDDR5 DIMMスロットと12個のオールNVMeのU.2ベイを備え、低レイテンシのストレージと効率的なワークロード統合を実現し、クラウドサービスや高速トランザクション処理に最適です。
参照:
NVIDIAアクセラレーテッド コンピューティングを搭載したMSI 4U MGX AIプラットフォームが、今後の AI ワークロードに必要な性能を実現する様子をご覧ください。