HYLENRとTakeMe2Space、LENR搭載コンピュート・モジュールのテストへ

宇宙ベースのコンピュート・インフラ向けにHYLENRの低エネルギー核反応(Low-Energy Nuclear Reaction、略称LENR)技術をテスト・実験するためのMoUを締結

ハイデラバード(インド), 2025年3月27日 /PRNewswire/ -- クリーン・エネルギー・イノベーションのリーダーであり、ハイデラバードを拠点とする新興企業HYLENR Technologies社が、宇宙技術の先駆者であるTakeMe2Space社と、宇宙でLENR駆動のコンピューティング・モジュールを開発およびテストするための覚書(MoU)を締結しました。

In the Right- Siddhartha Durairajan Founder and CEO HYLENR along with Ronak Kumar Samantray Founder
In the Right- Siddhartha Durairajan Founder and CEO HYLENR along with Ronak Kumar Samantray Founder

TakeMe2Spaceは、LENRを含む複数のエネルギー技術を積極的に探求し、熱抽出の効率的な方法と、計算に重点を置いた衛星での再利用の可能性を評価しています。この技術は、従来ラジオアイソトープ・ベースの熱電発電機(RTG)を使用していた深宇宙ミッションにも応用できる可能性があります。

この協力の第一歩として、TakeMe2SpaceはHYLENRのLENRベースの熱電発電機を宇宙でテストするために必要な衛星プラットフォームとサブシステムを提供します。

「宇宙で当社のLENR技術を検証することは大きな転機であり、TakeMe2Spaceのプラットフォームと専門知識は、実際の運用環境で当社のシステムをテストする絶好の機会を提供してくれます」とHYLENRの創設者兼CEOであるシッダールタ・ドライレイジャン氏は述べています。「これは、宇宙での長期ミッションやオフグリッド電力ソリューションの新たな可能性を開く可能性があります。」

TakeMe2Spaceの創設者であるロナク・クマール・サマントレイ氏は次のように補足しています。「我々は、宇宙空間での計算インフラ用の代替エネルギー・ソリューションを積極的に模索しており、HYLENR社の技術を宇宙でテストするための第一歩を踏み出せたことに興奮しています。私たちの衛星で効率的な熱管理とエネルギーの再利用を行う場合、このアプローチをどのように活用できるかを評価することに私たちは特に興味を持っています。」

今回のパートナーシップは、宇宙用LENRの探求に向けた一歩を示すもので、TakeMe2Spaceが宇宙システムの専門知識を提供し、HYLENRがLENRベースの電力システムの実行可能性を実証します。

HYLENRについて:

ハイデラバードを拠点とする新興企業HYLENR社は、クリーン・エネルギーを生成する世界初の画期的な冷核融合技術を実証しました。このイノベーションは、低エネルギー原子炉技術としてインド政府から特許を取得しました。HYLENRの低エネルギー原子炉は、電力生成における有望な代替手段です。入力電力を増幅して熱を生成することにより、宇宙アプリケーション(MMRTG)、さまざまな目的の蒸気生成、世界各地の寒冷地での室内暖房、家庭用および産業用要件のための誘導加熱など、さまざまな用途に活用できます。また、HYLENR装置は宇宙ミッションのリスク・プロファイルを劇的に減少させることができます。

詳細情報:https://hylenr.com/ 

写真:https://mma.prnasia.com/media2/2650616/HYLENR_TakeMe2Space.jpg?p=medium600

ロゴ:https://mma.prnasia.com/media2/2650615/Hylenr_Logo.jpg?p=medium600