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ムンバイ(インド), 2025年3月24日 /PRNewswire/ -- 世界的な通信技術大手にしてプライベートクラウドの雄、タタ・コミュニケーションズ(Tata Communications)(NSE:TATACOMM)(BSE:500483)は本日、エンタープライズITに革命をもたらす次世代クラウドファブリック「Tata Communications Vayu」の発売を発表しました。目的主導型の統合アーキテクチャにより、クラウドコストの上昇、マルチクラウドの複雑性、AIインフラストラクチャの需要に対処し、インテリジェントエンタープライズ時代をシームレスに導く事業を支援します。
主要な機能
• 統合とコスト最適化:IaaS、PaaS、AI、セキュリティ、およびコネクティビティをシームレスに統合し、クラウドコストを最大30%削減
• AIベースと拡張性:オンデマンドのNVIDIA GPU、AI Studio、および自動化により、コスト削減と同時にAIの導入も加速
• 簡素化マルチクラウドとDevOps:DevOpsツール、API管理、およびマイクロサービスを内蔵によりベンダー不問
• セキュリティとコンプライアンス:ゼロトラストフレームワーク、暗号化、およびDPDP 2025、RBI、SEBI、IRDAI、MeitYに対するコンプライアンス
• 業界別ソリューション:公共事業、金融、小売向けにカスタマイズでき、クラウドモデルのバランスの取れた提供
• 持続可能性と将来への備え:カーボンニュートラルなクラウド、エネルギー効率の高いデータセンター、直接液体冷却プラン
使いやすさ、制御性、将来性を考慮して構築されたクラウドファブリックは、IaaS、PaaS、AIプラットフォーム、セキュリティ、クラウド・コネクティビティ、および専門的なサービスを単一のインテリジェントなエコシステムにシームレスに統合しています。これにより、複雑な管理を排除し、運用コストを削減して、ベンダーロックインに陥ることなく企業が容易に拡張できるようになります。また、透明性の高い価格設定モデル、組み込みFinOpsの自動化、マルチクラウドの柔軟性により、ワークロード性能の最適化と最大30%のコスト削減を両立します。大手クラウドサービスプロバイダーと比較した場合、15~25%のコスト削減が可能であり、データエグレス料や隠れた費用もありません。
企業がAIの導入を加速するなか、Tata Communications VayuのAIクラウドは、優れた性能を持つNVIDIA GPUへのオンデマンドアクセスを可能にし、多大なコストを必要とするインフラ投資を排除し、シームレスなAIモデルのトレーニング、微調整、大規模展開を可能にします。また、AIワークベンチ、AIモデルガーデン、および責任あるAIフレームワークを含むAI Studioを備え、イノベーションを加速します。加えて、統合済み生成AIとAIOpsにより、運用の自動化とインテリジェントな監視を強化すると同時に、AIベースのDevOpsツールと高度なトレーニングプラットフォームにより、企業のAIの効率的な導入、複雑性の軽減、コストの抑制を助けます。
同社のVayu PaaSサービスは、サーバーレスコンピューティング、自動拡張、マネージド・データベースにより、アプリケーションのデプロイをさらに簡素化します。VayuのAI/MLプラットフォームはモデルのトレーニングとデプロイを合理化する一方、組み込みのAPI管理、マイクロサービス、統合DevOpsツールがワークフローを自動化します。これにより、インフラ管理の負担なく、企業が迅速にイノベーションを実現できるようになります。
複数のベンダーやプラットフォームの管理が欠かせない従来のクラウドソリューションとは異なり、Vayuは、コンピューティング、ストレージ、AI、セキュリティ、クラウド接続を網羅する、完全統合クラウド・エコシステムです。またVayuは、高性能な仮想マシン、拡張可能なストレージ、AIベースの自動化といった、企業が必要とするあらゆるものについて、ワークロードの構築、展開、管理に向けたシームレスなプラットフォームを提供します。
タタ・コミュニケーションズは、業務とは唯一無二であることを認識し、パブリック、プライベート、オンプレミスデプロイのバランスの取れたクラウド戦略の設計に向けて企業と協力しています。公共事業から金融サービス、小売業に至るまで、同社のVayuは業界固有の要件や長期的な成長目標に沿ったクラウド・インフラストラクチャを構築します。
このクラウドファブリックは、オンプレミス、クラウド内、Edge上といったさまざまな環境において、ライフサイクルを通じてデータの整合性を維持しながら、シームレスなデータアクセスを保証します。堅牢なフレームワークは、精度の高いアクセス制御、データマスキング、同意管理、および個人情報保護を行い、機密性の高い企業データを保護することで企業に安心感をもたらします。
また、Vayuはゼロトラストセキュリティの枠組み、高度なIDおよびアクセス制御、主要な規制(インドの2025年デジタル個人情報保護法(Digital Personal Data Protection、DPDP)、インド準備銀行(RBI)、インド証券取引委員会(SEBI)、インド保険規制開発庁(IRDAI)、電子情報技術省(MeitY)など)に対する準拠を特徴としています。企業は、データが保存時および転送時の両方で暗号化されており、進化するサイバー脅威から保護されていることが分かっているため、自信を持って業務を遂行可能です。
最後に、持続可能性が事業の必須条件であるこの時代において、Tata Communications Vayuは、カーボンニュートラルなクラウドオプションとエネルギー効率の高いデータセンター主導的立場を確立しています。タタ・コミュニケーションズは高性能コンピューティングの熱管理を最適化する先進技術、直接液浸冷却の導入を計画しています。これにより、企業は優れたクラウドパフォーマンスの恩恵を受けながら、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの要素を考慮したESG目標の達成に専念できます。
タタ・コミュニケーションズのMD&CEOを務めるA.S.Lakshminarayanan氏は、「デジタル時代の加速に伴い、性能、コスト、持続可能性のバランスの良いエンタープライズ・クラウドおよびAIソリューションのニーズはかつてないほど高まりを見せています。Tata Communications Vayuは、単なる製品というだけでなく、統合、簡素化、革新を実現する企業に新たな道を切り開くものとなっています」と述べています。
同社のクラウド&サイバーセキュリティ・サービス担当取締役副社長のBhaskar Gorti氏は、「Tata Communications Vayuは変革と移行の代名詞です。現代の企業は単なるクラウドサービス以上のものを求めており、当社の最新のサービスは、クラウドの進化における新たな章の始まりです。そして、これはテクノロジーがもはや乗り越えるべきものではなく、無限の可能性を実現するものであるということに他なりません」と述べました。
詳細については、こちらをご覧ください。
タタ・コミュニケーションズについて
Tata Groupに属するTata Communications(NSE: TATACOMM)(BSE:500483)は、190以上の国や地域で、今日の急成長するデジタル経済を支える世界的なデジタル・エコシステムを実現しています。信頼に基づき、コラボレーションとコネクテッド・ソリューション、コアと次世代コネクティビティ、クラウド・ホスティングとセキュリティ・ソリューション、メディア・サービスによって、世界中の企業のデジタル・トランスフォーメーションを可能にします。フォーチュン500にランクインする企業のうち、300社が同社のお客様であり、世界のクラウド大手の80%とビジネスを結びつけています。詳細については、www.tatacommunications.comをご覧ください。
将来の見通しに関する記述および注意事項
本リリースに記載されているタタ・コミュニケーションズとその見通しに関する特定の言葉や記述、およびタタ・コミュニケーションズの予想される財務状況、事業戦略、事業の将来的発展、インドの一般経済に関するものを含むその他の記述は、将来の見通しに関する記述です。こうした記述は、財務、規制、環境、業界の成長・動向に関するものなど、既知および未知のリスク、不確実性、その他の要因を含んでおり、タタ・コミュニケーションズの実際の結果、業績または成果、あるいは業界の業績は、こうした将来の見通しに関する記述によって明示または暗示されたものとは大きく異なる可能性があります。実際の結果、業績、成果は、このような将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性がありますが、その重要な要因には以下のものが含まれます。タタ・コミュニケーションズのネットワークにおけるトラフィック量の増加の予測の誤り、お客様の需要を満たし許容できる利益を生み出す新製品およびサービスの開発の失敗、音声伝送サービスを含む新製品およびサービスをサポートする新技術および情報システムの商業試験を正常に完了できないこと、同社の通信サービスの一部において料金レートを安定化または下げられないこと、戦略的買収の失敗、インド政府の政策または規制の変更、特にタタ・コミュニケーションズの業界に関する変更、インドの経済、ビジネス状況、信用状況の一般的な状況など。実際の結果、業績、成果がこのような将来の見通しに関する記述と大きく異なる原因となり得る追加的要因(その多くはタタ・コミュニケーションズの管理下にはありません)には、タタ・コミュニケーションズの年次報告書に記載されているリスク要因が含まれますが、これらに限定されるものではありません。
タタ・コミュニケーションズの年次報告書はwww.tatacommunications.comでご覧いただけます。タタ・コミュニケーションズは、将来予測に関する記述を更新または変更する義務を負わず、またその義務を明示的に否認します。
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