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ツーク(スイス), 2025年2月19日 /PRNewswire/ -- 後発の医療技術系新興企業Berlin Heals Holding AGは、心不全治療の画期的な手法と製品を開発しました。本製品(電子装置「C-MIC」)はすでにパイロット試験での患者テストに成功しており、このほどCE認証に向けた国際多施設無作為化対照臨床試験の登録を完了しました。同社は今後開催される学会において新たなデータを発表し、ほどなく成果を発表する予定としています。治療法が十分に裏付けられたことにより、より侵襲の低いインプラントによる方法で次世代技術をテストする準備が整いました。
上記の次なる目標に向け、同社は最近実施された資金調達ラウンドにおいて、700万スイスフランを上回る資金を投資家から調達しました。今回の資金調達は、国際的な規制および償還承認に向けた大規模な主試験に向けて、このような新しい手法の安全性や有効性の評価に向けたヒト初回投与試験を支援するものです。獲得した資金は、製品のさらなる開発と第一世代機器のCE申請準備の支援にも使用されます。
Berlin Heals Holding AG社は、ヒトを対象とした初のパイロット試験において、拡張型心筋症治療史上初となる成功を収めています。同社は、2月11日にボストンで開催されたばかりのTechnology and Heart Failure Therapeutics(THT)会議の最新臨床試験セッションにおいて、本試験の長期継続可能な結果を発表しました。
Berlin Heals Holding AG社の最高経営責任者(CEO)、John Brumfield氏は、
「心不全の治療という当社の使命を引き続き支えていただいている社内投資家の皆様には、大変感謝しております。また、この挑戦に加わっていただいた新規投資家の皆様を歓迎いたします。初期の臨床試験の結果は、この新しい治療法の大きな可能性を示しています。今年中には、無作為化臨床試験の結果を発表できることと存じます。今回の資金調達により、より侵襲性の低い新手法でこの治療法の試験を行い、アメリカ食品医薬品局(FDA)および世界市場参入に向けた主試験で使用すべき治療法を決定する機会を得られます」と語りました。
Berlin Heals Holding AG社の取締役会長を務めるFelix Baader博士は、
「先日、共同創設者のMarko Bagaric氏と共に、当社の最初の2つの研究に関して数名の患者様にお会いする機会があり、当社の技術革新によって患者様が生活の質(QOL)を回復している様子を目の当たりにすることができました。患者様には、人生を取り戻して再び活動的になれたと大いに喜んでいただいています。今回の資金調達によってさらに前進し、今後も多くの人の生活に影響を与えることができることでしょう」と述べました。
Berlin Heals Holding株式会社は、2014年に設立されたスイスの新興企業であり、「C-MIC」(心臓マイクロカレント療法)と呼ばれる画期的な埋め込み型装置の開発に成功しています。この装置は、一定の微弱電流とそれに伴う電界により、最近の研究に照らして心不全患者の予後を持続的かつ迅速に改善するものです。
John Brumfield
media@berlinheals.de
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