青島(中国)、2025年2月3日 /PRNewswire/ -- Chengda Int. Mediaより:「家族の価値や社会の結束を高め、中国の人々にアイデンティティーの感覚を与える」と評価された「春節—中国人が伝統的な新年を祝う社会的実践」が、2024年12月4日にユネスコの無形文化遺産に正式登録された。これを受け、2025年の巳年(へび年)の春節に合わせ、北海道の青島国際交流海外ステーション・渡辺淳一文学館が1月22日(旧暦の小年)から2月12日(元宵節)まで、「春節!福運満々(ふくうんまんまん)キャンペーン」と題したイベントを開催。
多彩なイベントで春節文化を紹介
渡辺淳一文学館では、多様な対象層に向けたイベントを企画。
オンラインでは、日本の「新年福袋」の習慣に着想を得て、ソーシャルメディア公式アカウントをフォローしたり、特定の投稿に「いいね」をしたりすると、春節にちなんだ縁起物がプレゼントされる。
一方、オフラインでは、高齢者にも親しみやすいプログラムを館内で実施。「中国語で新年の挨拶」や「春節文化に関するクイズ」、「お年玉抽選会」などを開催し、「福カード」を通じて春節の起源や伝統的な習慣、多様な祝賀行事に関する文化知識を紹介する。また、「福」字や中国結び、赤い提灯、伝統的な切り絵細工、紙製ランプ、青島ビールなど、春節を象徴する飾りや特色あるギフトも展示・提供される。
春節の魅力を体感する体験型コンテンツ
文学館内の大型スクリーンでは、中国各地の春節を祝う活気ある光景が映し出され、来場者はその雰囲気をリアルタイムで楽しめる。また、中国で春節の恒例行事となっている特別番組「春節聯歓晩会」の観賞会も予定されている。
さらに、春節の起源や文化的習慣、伝説、新年市(市集)、芸能公演、美食フェスティバル、国際的な文化発信などをテーマに短編動画を制作。ソーシャルメディア公式アカウントを活用し、これらの動画を広く発信することで、中国の春節文化を紹介する。
一連のイベントには約500人の参加が見込まれており、渡辺淳一文学館では300枚以上のお年玉カードと25点の特別賞を配布予定。オンラインでのソーシャルメディア発信と、オフラインでの抽選やクイズを組み合わせることで、中国の春節文化やその風習への理解を深めるとともに、春節の持つ文化的意義や祝祭感を直接体験できる場を提供する。