著名な建築家 妹島和世氏が米日財団の理事に任命

ワシントン、D。C。, 2024年12月3日 /PRNewswire/ -- 国際的に著名な日本人建築家、妹島和世氏が米日財団の理事に任命されました。異文化交流とコラボレーションの促進における彼女の影響力はさらに強まることになります。 妹島氏は、建築における女性の役割を推進し、公共スペースの地域社会での利用方法を再定義するリーダー的な存在です。

United States-Japan Foundation
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妹島和世建築設計事務所の創設者であり、西沢立衛氏とのユニットであるSANAA(Sejima and Nishizawa and Associates)の共同創設者でもある妹島氏は、ミニマリスト建築における画期的な作品や、人々とその環境を結びつける空間づくりへの献身で知られています。 建築界への貢献が世界的に認められ、2010年には共同創始者の西沢氏とともに栄誉あるプリツカー建築賞を受賞しました。

妹島氏の建築実績には、ニューヨークのニューミュージアム、スイスのロレックス・ラーニングセンター、フランスのルーブル・ランスなど、国際的に有名なプロジェクトなど数多く挙げられ、日本では、金沢21世紀美術館やあなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)など、代表的な公共施設を設計しています。 妹島氏のミニマリストのデザイン哲学は、透明性と調和を重視し、人工環境と自然環境をシームレスに融合させています。

2023年、妹島氏は建築界における女性の地位向上への貢献が評価され、ジェーン・ドリュー建築賞を受賞しました。ジェーン・ドリュー賞は、イギリスの建築雑誌であるThe Architectural Review誌とArchitects' Journal誌が主催する「Wアワード」の一環として毎年授与される賞で、以前はWomen in Architecture Awards(建築界の女性アワード)として知られていたものです。「The Architectural Review」の編集者マノン・モラード氏は、「妹島氏は、作品における形式、構造、素材の実験を超えて、国際的な舞台で活躍する数少ない女性建築家の一人です。彼女の勇気、粘り強さ、成功は、それが可能であることを示す重要な指針です。」と語りました。

米日財団の理事長であるローレンス・K・フィッシュ氏は、「妹島氏は、芸術、建築、文化に対する洞察力に富んだ視点と深い理解をもたらし、社会、経済、文化のつながりを深める取り組みを支援するという当財団の使命をさらに高めてくれるでしょう。」と述べています。「既存の概念に挑戦し、デザインの可能性を広げてきた建築家である妹島氏は、当財団のプログラムにユニークで革新的なアプローチをもたらします。」

妹島氏は「私が子供のころ、隣家にアメリカの人が引っ越してきて、色々な知らない世界を教えてくれた思い出があります。そのため、今度は私が様々な活動を次の世代に繋いでいくことに携わることができ、光栄に思います。」とコメントしています。

妹島和世氏の任命および米日財団での現在の活動に関する詳細については、info@us-jf.orgまでお問い合わせください。

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