広州(中国)、2024年11月18日 /PRNewswire/ -- 11月11日、中国南部随一の名門大学、中山大学(Sun Yat-sen University、SYSU)の広州キャンパスでは、同校の創立100周年を記念した際に、Global Forum of University Presidentsが開催され、盛況のうちに閉幕しました。同フォーラムには、中国内外の一流大学を代表して50名近くの学長と国際機関のトップに加え、100名近い専門家が参加し、多様化が進む今日の世界における大学の使命と責任について議論が行われました。
中山大学の高松(GAO Song)学長は開会の辞において、中山大学は常に国際協力に前向きで積極的である旨を述べました。事実として、同大学は現在までに全世界40を超えるの国と地域の290の大学、研究機関、国際機関と協力関係を締結しています。
高松学長は、新たな科学技術革命と産業変革がまさに今始まろうとしているなか、世界各国の大学や研究機関は開放と共有の原則を堅持し、国境を超えた革新と統合を通じてより大きな貢献をすることにより、共通の未来を共に構築していくことを呼びかけました。
今回のフォーラムでは、「共通の未来構築に向けた包括的、共有、革新的アプローチ」がテーマとして掲げられ、「機会と課題:高等教育における人工知能の影響」、「持続可能な開発(生命と健康、気候変動、グリーンエネルギー、都市開発、文化遺産):高等教育の使命と実践」、および「開放と統合:広東・香港・マカオ大湾圏を今後の高等教育、技術革新、グローバル文化のハブに」を中心とした3つのサブフォーラムがそれぞれ設けられました。
また、著名大学の学長や一流の学者、ノーベル化学賞受賞者のジャン=マリー・レーン(Jean-Marie Lehn)教授、米国大学カレッジ協会(American Association of Colleges and Universities、AAC&U)のLynn Pasquerella会長、京都大学理事・副学長の北川進特別教授、マギル大学(McGill University、MU)副学長のAnja Geitmann教授、ロレーヌ大学(University of Lorraine)学長のHélène Boulanger教授、香港中文大学副学長のRocky S. TUAN教授、清華大学(Tsinghua University)の李路明学長が基調講演および発表を行いました。
フォーラムの閉会の辞において、高松学長は、次の100年の新たな出発点に立つ中山大学は、世界各国の大学、研究機関、企業との国境を超えた交流を強化し、教育、科学技術、文化における高度な協力関係を推進し、人類の未来がより明るいものになるよう貢献していくと述べました。