ケナメタル、従来の製品ラインアップを3つの新旋削製品で拡充

2024年10月27日

小型部品加工および医療用途に特化した1つの新製品

ピッツバーグ、2024年10月27日 /PRNewswire/ -- ケナメタル（Kennametal Inc.）（NYSE: KMT）は、小型部品加工および医療用途加工分野における加工能力を大幅に拡大する新しいインサートおよび切削工具の導入により、旋削製品群を拡充しています。TopSwiss™旋削インサート、Micro Boring Solid（MBS）工具、およびKCU25B旋削インサートの3つの新製品は、生産性の向上、部品の品質の向上、エラーの低減により、正確でクリーンな結果を顧客が達成できるように設計されています。

TopSwiss™ Turning Inserts

「この製品が追加されることにより、当社の従来の高性能旋削製品ラインアップが強化されます。これは、世界中のすべての顧客にとってのワンストップショップとなるという当社の意欲を反映したものです」と、グローバル製品管理担当副社長のスコット・エトリング氏は述べています。「このKCU25Bと新しいTopSwissは、当社が継続的にイノベーションをしていることの証左であり、旋削ソリューションの製品ラインナップの進化を物語るものとなっています。」

ケナメタルの新しいTopSwiss™ 旋削インサートは、Swiss型の小型部品加工用に独自に設計されており、医療、航空宇宙および防衛、一般エンジニアリング、輸送などの分野における低送り、高切込み深さの用途向けに設計されています。この製品ラインの特徴は以下の通りです。

- 4つのカーバイドの新グレード、1つのサーメットの新グレード、7つの新しい形状。

- 低送り、高切込み深さの加工用途において、安定した切削とスムーズな切り屑の排出を実現する直線刃と曲線刃。

- 溶接に対する耐性を高め、表面仕上げを改善する研磨仕上げ形状。

- 送り速度の向上と優れた表面品質を実現する中加工および仕上げ加工用ワイパー形状。

- 切り屑の排出を向上させる高いチップブレーカーと大きなポケットを備えた複数の形状。

新しい工具Micro Boring Solid （MBS）は、より多用途で柔軟性があり、さらに小さな部品の加工を可能にします。鋭い刃先、低切削力、優れた切り屑の排出により、工具寿命が延び、卓越した表面仕上げを実現します。TopSwissの最新ラインナップには、Ø0.3mm（0.012インチ）の小さな穴の内径旋削加工、高精度と安定性を実現する精密研磨インサートシャンク、そして1,100を超える標準品が含まれ、各用途に適したホルダーとインサートが提供されています。

「私たちは、最も微細な機械加工用途のニーズに応えるために、さらに小型のツールソリューションでTopSwissプラットフォームを補完できることを誇りに思います。また、完全自動化運転をサポートする一貫性と信頼性も保証します。」とエトリング氏は述べています。

また、新製品のKCU25B旋削インサートは、航空宇宙および防衛、エネルギー、一般エンジニアリング、輸送業界の鋼鉄、ステンレス鋼、鋳鉄、高温合金を扱う工場向けの、強力な荒加工および中加工の金属切削ソリューションとなっています。旋削、溝入れ、切断加工用途に最適なKCU25Bインサートは、ケナメタル独自のKENGold PVDコーティングを採用しており、耐逃げ面摩耗性と耐欠損性を向上させる多層コーティングを実現しています。

ケナメタルについて

ケナメタル（Kennametal Inc.）は、工業技術のリーダーとして85年以上の実績を持ち、材料科学、工具、耐摩耗性ソリューションを通じて、顧客の生産性を向上させています。航空宇宙、土木、エネルギー、一般エンジニアリング、輸送産業の顧客はケナメタルを頼りに、精度と効率に優れた製造を実現しています。毎日、約8,400人の従業員が100か国以上で顧客の競争力維持に貢献しています。ケナメタルは、2024年度に20億米ドルの収益をあげています。詳細については、www.kennametal.comをご覧ください。以下で @Kennametal をフォロー：Instagram、Facebook、LinkedIn、YouTube.