トリナソーラー、ゼロカーボン工場および廃棄物埋め立てゼロ認証をテュフ・ラインランドより取得

常州(中国)、2024年10月17日 /PRNewswire/ -- 江蘇省塩城市にあるTrinasolar(トリナ・ソーラー)の工場が、廃棄物埋め立てゼロおよびゼロカーボン工場(タイプI)の3つ星認証をTÜV Rheinland(テュフ・ラインランド)から取得しました。トリナ・ソーラーは、廃棄物埋め立てゼロ認証を取得した初の企業となり、またPV業界ではテュフ・ラインランドから両方の認証を取得した初の企業となります。これは、業界に新たな基準を設定する業績で、持続可能な開発に向けたトリナ・ソーラーのたゆまぬ努力を改めて示すものです。

塩城工場では、省エネと廃棄物削減に関する従業員向けの研修、業務要件の標準化、原材料の再利用の改善など、さまざまな廃棄物削減対策を実施しています。こうした取り組みにより、廃棄物は45トン以上削減され、300トン以上再利用され、15,000トン以上リサイクルされました。また、カーポート上にPVモジュールを設置したり、冷却システムをアップグレードした結果、昨年の生産単位当たり炭素排出量(tCO2e/MW)は、2022年よりも15.17%減少しました。

6月、テュフ・ラインランドは、ゼロカーボン工場の観点から廃棄物管理のシステムと実践を評価しました。塩城工場は、廃棄物転換率が99.58%に達した結果、最高レベルの「廃棄物埋め立てゼロ3つ星」認証を獲得しました。ゼロカーボンの点では、この工場は8つの点で優れていました。コンプライアンス要件、管理要件、インフラストラクチャ、エネルギーと炭素排出のインテリジェント情報管理システム、エネルギーと資源の利用、環境に優しい製品設計、温室効果ガス削減対策の実施、カーボン・オフセットです。テュフ・ラインランドは、優れた総合スコアと大幅な排出削減という成果を評価し、この工場に「ゼロカーボン工場証明書」を授与しました。

トリナ・ソーラーは、自社のSOLAR持続可能性管理コンセプトに基づいて、環境と社会に対する責任を引き受け、事業と生産が環境と社会に及ぼす影響を非常に意識しています。昨年、同社は、「ネットゼロ事業、ネットゼロ・バリュー・チェーン、ネットゼロ製品」をカバーするネットゼロ・システムを確立し、2030年までにグローバルな組織および運営レベルでのカーボン・ニュートラルを達成することを目指しています。

トリナ・ソーラーのエグゼクティブ・プレジデント、ヘレナ・リ氏は次のように述べています。「塩城工場が2つの証明書を授与されたことは、当社にとって非常に名誉なことです。テュフ・ラインランドは、長年にわたる私たちの努力だけでなく、ネットゼロ事業における当社の画期的な成果の重要性も認めてくれました。この2つの証明書は、私たちがネットゼロの未来に貢献するために今後も全力を尽くす上で励みとなるでしょう。」