ピエール・ファーブル研究所とスコーピオン・セラピューティクス、局所進行性または転移性非小細胞肺がんの治療を目的とした変異選択的阻害薬PFL-241/STX-241の第I/II相臨床試験で最初の患者に投薬したことを発表

PFL-241/STX-241は、選択性が高く、クラス最高となりうる第4世代上皮成長因子受容体(「EGFR」)阻害薬です

Scorpion Therapeutics(スコーピオン・セラピューティクス)と共同開発中の2つのEGFRプログラムのうちの1

カストル(フランス)、ボストン, 2024年10月9日 /PRNewswire/ -- 腫瘍学の世界的企業であるPierre Fabre Laboratories(ピエール・ファーブル研究所)と、精密医療のフロンティアを刷新することでがん患者の生活を変えることに取り組む先駆的な臨床段階の腫瘍学企業、Scorpion Therapeutics, Inc.(スコーピオン・セラピューティクス社、以下「スコーピオン」)が本日、第I/II相・ファースト・イン・ヒューマン用量漸増・用量最適化・用量拡大試験で最初の患者に投薬したことを発表しました。この臨床試験では、第3世代EGFR阻害薬に対する既知の耐性メカニズムである、C797S変異が同時発生する上皮成長因子受容体(「EGFR」)エクソン19または21変異を標的とする、高差別型、経口バイオアベイラビリティの高選択性チロシンキナーゼ阻害薬(「TKI」)、PFL-241/STX-241を評価するものです。

PFL-241/STX-241 I/II相試験は、EGFRエクソン19または21変異とC797S変異が同時発生する局所進行性または転移性非小細胞肺がん(「NSCLC」)患者に対する単独療法として、PFL-241/STX-241の安全性、忍容性、薬物動態(PK)、薬力学(PD)、予備臨床効果を評価することを目的とした非盲検の多施設共同試験です。

NSCLCは肺がんの中で最も一般的な病型であり、EGFR変異は最も一般的な疾患ドライバーの1つです。地域によっても異なりますが、腫瘍の最大38%に見られます1,2,3

「私たちは、変異選択的第4世代EGFR阻害薬であるPFL-241/STX-241の臨床評価を開始することに意欲的です。この分子は、差別性を持ち、現在の標的療法に耐性を生じている患者にとって最高の治療選択肢となる可能性があると私たちは考えています」とピエール・ファーブル研究所の医療研究開発責任者Francesco Hofmannは述べています。「この臨床試験の開始は、スコーピオン・セラピューティクスとの強力なパートナーシップのもと、私たちのチームの熱意と行動力を強く示すものであり、この標的療法が、患者にどのような利益をもたらしうるか、実証できることを楽しみにしています。」

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