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「アジアへの玄関口」である東京代表部がハブとしてカナダの輸出業者をより強力にサポート
オンタリオ州オタワと東京, 2024年9月24日 /PRNewswire/ -- 本日、カナダ輸出開発公社（Export Development Canada、EDC）は、東京に新たな拠点を開設することを発表しました。これはEDCにとってインド太平洋地域での９か所目となる代表部で、カナダ企業がより成長性の高い市場へと多角化することを支援するという、EDCのコミットメントを再確認するものであります。
日本は2023年において世界第4位の経済大国、カナダにとっては世界第5位の輸出先（国内輸出の1.9%を占める）となっており、カナダのあらゆる規模の輸出企業に豊富な機会を提供しています。信頼できる自由市場、強固なビジネス環境、そして民主的な制度に支えられた規制環境を有する日本は、この地域、さらに他のインド太平洋市場への参入を容易にしたいと考える輸出企業にとって、戦略的な出発点となります。EDC東京代表部は、現地サポート、市場分析情報、ニーズに合った金融サービスを提供し、カナダ企業にとっての重要なハブとして機能することになります。
「日本はカナダにとって重要な貿易相手国であるとともに、両国は95年にわたる深い経済貿易関係にあります」とEDCの社長兼最高経営責任者（CEO）であるマイリード・ラヴェリーは述べています。「日本は輸入依存度が高いので、カナダの輸出業者にとっては、特にクリーンテック、農業、バイオサイエンスなどの分野での機会は無視できないほど大きくなっています。代表部は、カナダの企業が新たな機会を活用して日本市場で成功するために必要な現場のサポートを提供します」。
カナダグローバル連携省の調査によると、2023年、日本の対カナダ直接投資（FDI）は493億カナダドルに達し、インド太平洋地域からのFDIの主要な供給源としての役割を担うとともに、世界第3位の規模となっています。さらに2018年から施行されている「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定（CPTPP）」により、カナダの主要な輸出品のほとんどについて関税が撤廃または引き下げられ、カナダの投資家向けに日本市場へのアクセスが提供されています。
メアリー・エング輸出振興・国際貿易・経済開発大臣は、今回の発表を歓迎しています：
「カナダと日本との長年にわたる経済貿易パートナーシップは、両国の強力な協力関係を反映しており、これはカナダと日本の人々の双方に利益をもたらしています。新設されたEDC東京代表部は、カナダと日本の永続的な経済関係の証であり、インド太平洋地域におけるカナダのビジネスを支援する上で重要な役割を果たします。これらの新たな協力を通じて、両国の貿易投資関係がさらに進展することに期待しています」。
EDCのマネージングディレクター兼インド太平洋地域責任者であるジョージ・モナイズは、カナダ企業にとって、日本に関する戦略がいかに重要であるかを強調しています。「日本は、この地域に進出したいカナダの輸出企業にとって重要となる面を数多く持っています。しかし、ここで本当に成功するためには強固な関係性が鍵となります。国内、国外の両面から市場を把握してカナダ企業が成長し成功するために必要なつながりを、私たちがここで築いているのです。東京代表部はシンガポール代表部と緊密に連携し、当公社の経験やネットワークを活用して、カナダのビジネスに対する適切なサポート体制を確立します」。
EDC東京代表部の初代首席代表となるジャン＝ベルナール・ルジェリが主導する取組みにより、東京代表部は日本の機関、政府、パートナーと緊密に協力し、市場の複雑さに対応しながら、カナダ企業のビジネスチャンスを促進していきます。東京は、デリー、ムンバイ、上海、北京、シドニー、ジャカルタ、ソウル、シンガポールに設置されているEDCの既存の代表部を補完することになります。
EDCについて
カナダ輸出開発公社（EDC）は、カナダ企業が国内外で影響力を持つことを支援する、金融に特化した王立公社です。EDCはカナダ企業が新しい市場に自信を持って参入し、財務リスクを軽減し、ローカルからグローバルへとビジネスを成長させるために必要な金融商品と知識を備えています。EDCとカナダの企業が協力して、すべてのカナダ人にとって繁栄し、強化され、持続できる経済を築いています。詳しい情報や当公社がどのようにお客様を支援することができるかについては、1-800-229-0575にお電話をいただくか、www.edc.caをご覧ください。
メディア向けお問い合わせ先： カナダ輸出開発公社 メディア担当, 1-888-222-4065, media@edc.ca
