芸術から対話へ:敦煌シルクロード博覧会、文明交流を探求

敦煌が第7回シルクロード文化博覧会を開催、数多くのイベントと豊富な展示で東洋と西洋の架け橋に

敦煌(中国)、2024年9月24日 /PRNewswire/ – 第7回糸綢之路(敦煌)国際文化博覧会(シルクロード(敦煌)国際文化博覧会)が9月21日、甘粛省敦煌市で開幕しました。

「世界文明イニシアティブの実践、文化交流の深化と相互学習」をテーマとする今年のイベントは、敦煌フォーラム、文化展示、芸術公演、投資促進など、5つの重点分野にまたがる18の活動を特色としています。この博覧会には50以上の国、地域、国際機関から800人以上の参加者が見込まれています。

同博覧会は、一帯一路構想の枠組みにおける文化交流・協力の重要なプラットフォームとしての役割を果たします。2016年の初開催以来、このイベントは平和と協力、開放性と包摂性、相互学習と相互利益というシルクロード精神のさらなる推進に尽力してきました。テーマ別に企画された有益な活動を通じて、同イベントは敦煌文化の遺産を強化し、一帯一路諸国間の文化交流を新たなレベルにまで高めることを目指しています。 

敦煌は古代シルクロードの歴史の中で特別な位置を占めており、中国文明と世界の数多くの文化との数世紀にわたる交流を通じて発展してきました。2,000年近い文化遺産を持つ敦煌からの贈り物は、最も広範で、最も長続きし、最も豊かで、最も保存状態の良い芸術の宝庫を代表するものであり、人類文明の永続的な流れの中で光り輝く宝石です。

今年の博覧会では、「文明に関する国際青年対話」、「一帯一路構想:中国・中央アジア・南アジアの協力と発展」、「無形文化遺産の保護における革新的な実践と国際協力」、ウルグアイと中国の「北と南の光」写真芸術交流展など、さまざまなフォーラムが開催されます。

ユネスコ東アジア地域事務所のXia Zehan(夏澤函)所長兼代表は、「ユネスコは、敦煌が多文化交流の世界的な拠点となるよう支援し、文化対話の促進により重要な役割を果たすよう尽力する」と述べました。

上海協力機構(SCO)の張明事務局長は、「この博覧会は、地域諸国が緊密なコミュニケーションを図り、人と人とのつながりを強化するための貴重なプラットフォームを提供する」と付け加えました。同事務局長は、「このイベントは、SCO加盟国を含むすべての国から積極的な支持と幅広い参加を受けている」と指摘しました。

Opening Ceremony of the 7th Silk Road (Dunhuang) International Cultural Expo.
Opening Ceremony of the 7th Silk Road (Dunhuang) International Cultural Expo.