ハイジェンコ社、オリッサ州ゴパルプルのグリーンアンモニア事業の資金調達に向けて国営金融機関REC社と覚書を締結

ハリヤーナー州グルガオンおよびグジャラート州アーメダバード(インド), 2024年9月18日 /PRNewswire/ -- 低コストグリーン水素製造のパイオニア、ハイジェンコ・グリーン・エナジーズ社(Hygenco Green Energies Pvt Ltd)は、オリッサ州ゴパルプルにおける自社のグリーンアンモニア事業に向けた資金調達をにらみ、インド国内の発電事業への融資を手掛ける国営金融機関のREC Limited(旧Rural Electrification Corporation Limited)と覚書(MOU)を締結した旨の発表を行いました。このMOUは、グジャラート州ガンジナガルで開催された第4回Global Re-Invest会議にて正式に締結されました。

Hygenco - REC Limited MOU signing at Gujarat, India
Hygenco - REC Limited MOU signing at Gujarat, India

 

同社のグリーンアンモニア事業は、炭素排出量の削減という広範なビジョンの一翼を担うものです。ハイジェンコ社は、今後数年間にインド全土でグリーン水素およびグリーンアンモニア事業に約25億米ドルの投資を行うとしていますが、REC社は今回締結したMOUに基づき、最大2億8000万ドルの出資を行います。

ハイジェンコ社の共同創立者兼CEOを務めるAmit Bansal氏は、「当社はエネルギー安全保障に取り組んでおり、インド政府が打ち出した「Aatmanirbhar Bharat」というビジョンに賛同しています。弊社の事業は、炭素排出量の削減および持続可能な未来に向けた道筋の構築に貢献するものです」と述べました。

ハイジェンコ社は、グリーン水素の分野ですでに高い評価を確立しています。同社は2024年3月に、ハリヤーナー州ヒサールにインド初となる商業用グリーン水素プラントを稼働させています。また、2022年にはヒサールを拠点とする事業に向けて、Jindal Stainless社とインド初となる商業用グリーン水素の長期供給契約を締結しています。加えて、Sterlite Technologies社といった大手企業ともグリーン水素供給契約を締結しています。

同社は、グリーン水素およびグリーンアンモニアソリューションの世界大手となることを目指しています。

ハイジェンコ社の成功は、インドにおけるカーボン・フットプリント削減に向けた大きな一歩となるものです。同社の事業は、鉄鋼や化学分野といった脱炭素化が困難な産業の脱炭素化に貢献すると見られています。これによってインドの気候変動目標達成に貢献し、持続可能な未来の創造に一役買うことでしょう。

ハイジェンコについて:

インドのデリー近郊にあるグルガオンに本拠を構えるハイジェンコ社は、商業的に魅力的なグリーン水素とグリーンアンモニア資産の開発と展開を行っています。グリーン水素プロジェクトの設計、建設、運営に深い能力を持つハイジェンコは、インド初のグリーン水素プロジェクトをヒサールに建設し、今年民間航空・鉄鋼担当閣内大臣によって落成式が行われました。同社は、3年間で25億ドルの投資を行い、インドでグリーン水素事業の立ち上げに取り組んでいます。

詳細については、https://www.hygenco.in/ からご覧ください。

写真:https://mma.prnasia.com/media2/2507435/Hygenco.jpg?p=medium600
ロゴ:https://mma.prnasia.com/media2/2406450/Hygenco_Logo.jpg?p=medium600