リヤド(サウジアラビア), 2024年9月13日 /PRNewswire/ -- イスラム教育科学文化機構(ICESCO)とサウジ・データAI庁(SDAIA)が、サウジ国家教育文化科学委員会と協力し、イスラムの価値観と原則に沿ったAI技術の開発、持続可能な開発の促進、国際協力の強化のための包括的枠組みを準備するため、「Riyadh Charter for AI in the Islamic World(イスラム世界におけるAIに関するリヤド憲章)」を立ち上げました。
今回の発表は、第3回グローバルAIサミット(GAIN)中のセッション「Strategic Governance of AI between Legislation and Ethics – ICESCO(立法と倫理の間のAIの戦略的ガバナンス - ICESCO)」のさなかに行われました。セッションには、ICESCO事務局長のSalem bin Mohammed Al-Malik博士、SDAIA会長のAbdullah bin Sharaf Al-Ghamdi博士、SDAIA副会長のSami bin Abdullah Muqeem氏、国立情報センター所長のIssam bin Abdullah Al-Waqeet博士、SDAIA国家データ管理局長のAl-Rabdi bin Fahd Al-Rabdi氏などが出席しました。
同憲章は、AI倫理の発展に貢献するために策定されたもので、イスラム世界の政府、政策立案者、研究センター、国際機関が、AIの高度な用途の将来についてアイデアや経験を交換し、世界共通の人類の価値観に沿って活用することを奨励しています。
リヤド憲章の発表は、社会の総合的な発展を促進するためにAIなどの先進技術を活用する上で国際機関とパートナーシップを築くというSDAIAの取り組みの一環です。これは、サウジアラビア王国のデジタル・トランスフォーメーション実現に役立つデータとAIに関するあらゆる取り組みにおいて、国家的な基準になるという当局の役割に沿ったものです。