広州(中国)、2024年8月22日 /PRNewswire/ -- 大手農業技術企業であるXAGが、ハンズフリーの農場操業のための自動操縦ソリューションであるAPC2 AutoPilot Consoleを世界的に発売することを発表しました。このオールインワン・ソリューションはモバイル・アプリを使用してスマート制御を行うため、農家は自動運転技術を導入し、農業機械をより正確かつ簡単に管理できるようになります。特にアップグレードが必要な中小規模の農業機械に、より費用対効果の高い、汎用性の高いオプションを提供します。
XAG APC2 AutoPilot Console enables a wide range of agricultural machinery to operate with centimeter-level accuracy
従来の農法では、作業者が農作業中に直線走行や正しい軌道を維持することに集中しなければならないため、多くの手作業が必要になります。このため、作業は肉体的に厳しいものとなり、機械のオペレータには高いレベルのスキルが求められます。さらに、繁忙期の労働集約的な長時間労働は疲労の原因となり、ミスや作物の損傷につながるおそれがあります。手動操作による反復的な作業の性質上、生産資材と燃料の使用が増加し、農業コストが上昇し、生産高にも影響を及ぼします。
自動操作テクノロジーは、これらの課題に対処し、農業の生産性を向上させる鍵となります。しかし現在、初期投資コストの高さ、技術的な複雑さ、メンテナンスの問題などにより、多くの中小規模の農場は、この新しいテクノロジーを利用できていません。APC2 AutoPilotコンソールがリリースされたことで、コスト効率の高さと操作の容易さから、参入障壁が低くなることが期待されます。
XAG APC2のオールインワン設計では、RTKアンテナ、センサー、プロセッサが1つのメイン・ユニットに統合されているため、設置とメンテナンスが簡単です。これにより、製品の製造コストと使用コストが削減され、利用者にとってより手頃な選択肢となります。APC2は、IP67定格の防水・防塵保護機能も備えているため、耐久性が向上し、メンテナンス・コストが抑えられます。スマートフォンだけで農業機械を操作し、自動ルート計画を作成し、OTAアップグレードによる新機能を利用できます。
センチメートル・レベルの精度を実現するために、XAG APC2にはRTKナビゲーション・テクノロジーが搭載されています。播種、培土、畝立てなどの高精度な作業で、2.5 cmの確度を実現します。これにより、農業機械の移動エラーによって発生する反復作業が最小限に抑えられ、スキップや重複を回避することで土地利用が最大化されます。また、地形補正を可能にするIMU(慣性計測装置)センサーも搭載しており、地面の傾斜を検知することで、起伏のある地形でも確度を維持します。
使いやすさを重視したXAG APC2は、スマートフォンから簡単に操作できます。XAG Autopilotアプリは、農業に関する多様なニーズに対応するために、さまざまなジョブ・プロファイルと便利な機能を提供します。これにより、さまざまな地形や圃場の形状で、直線、曲線、斜めの耕耘などの作業を正確かつ簡単に実行できます。ワンクリックのOTA(無線)アップデートにより、新しい機能をシームレスに追加できます。さらに、生成した経路と区画の情報をXAGの農業用ドローンと共有できます。
農業の発展を使命とするXAGは、11年にわたり農業分野のパイオニアとして活動してきました。現在、XAGは63の国と地域にユーザーを持ち、農業用ドローン、無人地上車両、リモートセンシングドローン、自動操縦コンソール、スマート灌漑システムをカバーする製品ポートフォリオを持っています。
XAGは、APC2 AutoPilotコンソールを世界中に展開する中で、製品の性能、効率、使いやすさを改善し続け、農場自動化テクノロジーの普及と利用を促進していきます。