ミシガン州オーバン・ヒルズ、2024年8月13日 /PRNewswire/ -- 本日、Nexteer Automotiveは、モジュール式ピニオンアシスト電動パワーステアリング(mPEPS)システムを発表しました。このシステムは、同社のコスト効率に優れたモジュール式EPS製品に、シングルピニオンおよびデュアルピニオンシステムを追加するものです。
コスト効率、柔軟性、拡張性
Nexteerの既存の業界をリードするEPSビルディングブロックを活用することで、mPEPSはスケーラビリティを提供し(その結果、OEMは開発サイクルの短縮や車両プラットフォームにおけるコンポーネントの再利用率の向上など、コストと時間の効率化を実現する)、なおかつ低騒音、低振動、低ハーシュネス(NVH)レベルなど、ドライバーに高度な安全性と性能を提供します。
NexteerのmPEPSビルディングブロックアプローチはまた、先進ギアベースのステアリングシステムに対するOEMの広範な要件を満たす柔軟性を可能にし、あらゆる車両推進タイプ(EV、ICEなど)だけでなく、さまざまな世界市場のニーズもサポートします。
「世界および中国国内のOEMは、ステアリング性能を犠牲にすることなく、コストと時間の効率化を求めています」と、Nexteer Automotiveの社長兼最高技術責任者(CTO)兼最高戦略責任者(CSO)兼取締役であるRobin Milavecは述べています。「NexteerのmPEPS(モジュール式ピニオンアシストステアリング)の発売により、当社は業界をリードする電動パワーステアリング・システムの構成要素を活用した完全なモジュール式ポートフォリオを提供することになります。当社の発売は、APACでの成長をさらに活用し、EV、ICE、および混合推進プラットフォーム全体に適用される、柔軟でスケーラブル、かつコスト効率の高いステアリング・ソリューションに対する世界的な業界のニーズに応えるのに、最適なタイミングです。」
NexteerのグローバルEPSソリューションの完全なモジュラー・スイート
NexteerのmPEPSは、2021年10月に発表されたモジュラーコラムアシストEPS(mCEPS)、2023年4月に発表されたモジュラーラックアシストEPS(mREPS)に続く、同社3番目のモジュラー式ステアリング設計です。
モジュール式EPSシステムに加えて、Nexteerは小型車から大型トラック、小型商用車まで、あらゆるサイズの車両を操舵できるEPSシステムの完全なポートフォリオを提供しています。Nexteerの他のEPSソリューションには、ステアバイワイヤ、ラックアシストEPS(REPS)、デュアルピニオンアシストEPS(DPEPS)、シングルピニオンアシストEPS(SPEPS)、コラムアシストEPS(CEPS)などがあります。
Nexteerはまた、すべてのEPSシステムに高出力および高可用性オプションを提供しています。高出力EPSは、EVや大型トラックのような重い車両がEPSの高度な安全性、快適性、燃費の利点を活用できるように、ステアリング機能を向上させます。高可用性EPSは、同時のマルチパス処理とハードウェアの冗長性のために設計されたインテリジェントに最適化されたソフトウェアにより、ステアリングのセーフティネットが常にオンであることを保証します。
NexteerはEPSのグローバルリーダーであり、世界中で60社以上の顧客にサービスを提供しています。2023年には、EPSシステムの世界生産台数が1億台を突破しました。
Nexteer Automotiveについて
Nexteer Automotive(HK 1316)は、安全で環境に優しく、エキサイティングなモビリティーを加速させる世界有数のモーション・コントロール・テクノロジー企業です。当社の革新的な製品・技術ポートフォリオには、電動・油圧パワーステアリングシステム、ステアバイワイヤシステム、ステアリングコラム、インターミディエイトシャフト、ドライブラインシステム、ソフトウェアソリューションなどがあります。同社は、BMW、Ford、GM、RNM、Stellantis、Toyota、VW、およびBYD、Chery、Great Wall、Geely、Xpengなどのインドと中国の自動車メーカーを含む世界中の60以上の顧客に対して、あらゆるメガトレンド(電動化、ソフトウェア/コネクティビティ、ADAS/自動運転、共有モビリティを含む)にまたがるモーション・コントロールの課題を解決しています。 www.nexteer.com