- 営業利益率 13.5%達成...COVID-19以前のFY19第 1四半期の営業利益率 7.4%を上回る
- 韓国、中国、台湾、タイなど主要対象営業国の訪日パッケージ観光の売上が上昇... 中国売上高前四半期比146%に跳ね上がり
- DOTON PLAZA ↔ 関西空港のシャトル運行 + 既存店舗リニューアル + 新規店舗の出店...利益最大化を目指す
東京、2024年7月31日 /PRNewswire/ -- 日本の免税店運営専門企業であるJTC(950170、代表取締役具 哲謨)が30日、韓国の電子開示システムの公示を通じて会計年度(FY)2024年第1四半期の業績を発表した。
JTCのFY24第1四半期の連結基準売上高は92億6548万円で、前四半期比55.7%増加した。12億5359万円を記録した営業利益は、前四半期比55.5%大幅成長し、市場予想を上回る実績を記録した。営業利益がコロナ19以前の水準に完全に回復しており、営業利益率もFY19第1四半期の7.4%を上回る13.5%を記録した。当期純利益は12億9854万円を達成した。
JTCの関係者は、「温暖な気候を背景に春の桜旅行が盛んになるなど繁忙期を迎え、韓国、中国、台湾、タイなど主要対象営業国で直前四半期比で売上が大幅に上昇した」とし、「特に3月から中華圏の訪日観光客の大都市やクルーズパッケージ旅行が本格化し、中国のパッケージ観光客対象の売上が前四半期比146.2%急増した」と説明した。
円安の加速化で韓国内の日本旅行に対する好感度が急上昇したことで航空便が増便され、ほとんどの旅行会社が日本特割プロモーションを実施しており、当分の間、堅調な需要は持続すると予想される。
JTCは、台湾とタイのパッケージ旅行客対象においても緩やかな売上成長を遂げている。昨年第4四半期に続き、北海道、東京、大阪地域を中心に台湾のパッケージ観光客が徐々に拡大しており、タイの新年祭・ソンクランの影響で北海道、富士の駅、大阪などに多く流入したタイのパッケージ観光客も直行便が増え、上昇傾向を続ける見通しだと同社は説明した。
JTCの具 哲謨 代表取締は、「今期は、パッケージ商品を利用する訪日中華圏の観光客が本格的に回復傾向を示し、売上と収益性の面で大きな成果を得た」とし、「7月からは観光需要が多い大阪の道頓堀に位置する総合ショッピングセンター「DOTON PLAZA」と関西国際空港(KIX)を往復する直通空港リムジンバスが1日6便運行されており、個人旅行者のショッピング需要の吸収も期待している」と話した。また、「周辺国の訪日航空路線の増便に合わせ、既存店舗のリニューアルやパッケージ需要に合わせた新規出店を継続する計画」と付け加えた。
一方、JTCは、日本で事後免税店を運営し、韓国のコスダック市場に上場した企業だ。日本本土から韓国、中国、台湾、東南アジアの団体パッケージ観光客が主に訪れる事後免税店22店舗にのぼる。総合免税店であるJTC免税店、ハイエンド製品専門の楽一免税店、生活用品専門の生活広場、宝石及び貴金属アクセサリーブランド「AKA JEWERLY」、体験型化粧品販売専門店「KOO SKIN」、総合ショッピングセンター「DOTON PLAZA」など、様々なコンセプトの店舗で訪日観光客のショッピングニーズに対応している。長い間蓄積してきた旅行産業および流通産業内のノウハウを活用して、良質のブランド製品(NB)を供給するとともに、地域に特化した健康機能食品から生活用品、化粧品、貴金属 など自社ブランド製品(PB)も積極的に開発し、生産・販売している。なお、韓国コスダック市場に上場しているJTCの株式については、日本での韓国株の取り扱いを行っているSBI証券を通じて、売買取引が可能となっている。<終>
* JTCは2月決算法人 |
JTC IR Team (+82-2-785-9101~2), jtc_ir@groupjtc.com