世界で活躍するマレーシア人材を支援 エイミー・ポー・アイリン博士の情熱

東京、2024年7月26日 /PRNewswire/ -- 東京大学の研究者であるエイミー・ポー・アイリン(傅愛玲)博士は、「母国マレーシアに恩返ししたい」と繰り返す。エイミー博士はマレーシア日本学術協会のメンバーと共に、タレント・コーポレーション・マレーシア(TalentCorp)に協力を仰ぎ、マレーシア人の研究者らが世界の大学や研究機関で活躍する機会を提供している。その一方で、関連学会情報を発信するなどをしている。

マレーシア日本ビジョナリー会議2024議長エイミー・ポー博士にMyHeartコラボレーションのシンボルを贈呈するマレーシア人事大臣Mr.Steven Sim Chee Keong、同行者 (左から)タレントコープグループCEO Mr. Thomas Mathew 、駐日マレーシア大使 H.E. Dato' (Mr.) Shahril Effendi Abd Ghany、人事省事務局長 Dato' Sri (Mr.) Khairul Dzaimee bin Daud
マレーシア日本ビジョナリー会議2024議長エイミー・ポー博士にMyHeartコラボレーションのシンボルを贈呈するマレーシア人事大臣Mr.Steven Sim Chee Keong、同行者 (左から)タレントコープグループCEO Mr. Thomas Mathew 、駐日マレーシア大使 H.E. Dato' (Mr.) Shahril Effendi Abd Ghany、人事省事務局長 Dato' Sri (Mr.) Khairul Dzaimee bin Daud

TalentCorpは、マレーシア人力資源省(KESUMA)の傘下にある政府組織であり、優秀な人材が海外でビジネスや研究を行いながら母国の発展に貢献できるよう支援する「高度人材ハブ事業」を展開している。

後輩が研究で輝けるようサポートが重要

エイミー博士は2010年に日本政府奨学金を受けて来日し、明治大学と岡山大学で2つの博士号を取得した。現在は東京大学大学院工学系研究科で研究を続けている。同時にマレーシア日本学術協会を立ち上げ、研究者や専門家らと絆を深め、彼らの活躍を後押ししている。

エイミー博士は9月に東大で開催されるマレーシア・日本ビジョナリー会議2024(MJVC2024)にも積極的に関与している。MJVC2024では、科学技術から社会科学・人文科学、法学、経済・ビジネス、工学・製造・建設、健康・医学、新分野に関する論文が発表され、専門知識の交換と獲得が促進される。

エイミー博士は「これまで多くの委員(委員46人、うち日本人4人)の皆様に支えられてMJVC2024も成功に向かっています。KESUMA、TalentCorp、マレーシア大使館、東京大学工学部、マレーシア元留日学生協会、在日マレーシア留学生会、創価大学、マレーシア工科大学、STEPAN-UNESCO、ALEPS、IMAN日本分支の皆様の応援に感謝しております。

特に田中謙司教授、堀江正彦先生、モイ教授には大変お世話になりました」と述べるとともに、最後にこう語った。「日本に住むマレーシア人は大学卒業後、マレーシアのコミュニティに貢献したいという強い希望を抱いています。後輩たちが研究で輝くためには、先輩研究者からのサポートが不可欠なのです」