パサイ市、フィリピン, 2024年7月19日 /PRNewswire/ -- SMインベストメンツ・コーポレーション (SMインベストメンツ) は、今年5月に設立した30億米ドル複数発行体であるユーロ中期債 (EMTN) プログラムの5億米ドルでの貸出料金設定を成功裏に行いました。この債券はシンガポール証券取引所 (英語略称は「SGX-ST」) に上場される予定です。
発行額は募集枠の3.2倍、最終需要額は16億米ドルに達して、SMインベストメンツのオフショア債券発行としては2014年以来最大のものとなります。
「先駆的なEMTNプログラムの設立により、特に、ボラティリティの高い時期に、柔軟性を持って効率的に資金を利用できます」とSMインベストメンツ会長のAmando Tetangco, Jr.氏は述べています。「今回の初めての発行が好意的に受け止められていることが、質の高いフィリピン企業の投資可能性を立証しました」
債券の利回りは5.466%で、米国債のベンチマークを135ベーシスポイント上回っています。紙幣の表面利率 (クーポンレート) は5.375%です。最終的なスプレッドは当初の価格ガイダンスから35ベーシスポイントのタイトニングを示しています。
5年債は、質の高いグローバルアカウントに配分されました。地域別では、5年債の87%がアジア、13%が欧州・中東・アフリカ (EMEA) で販売されました。投資家の種類別では、5年債はファンドマネージャー/資産運用会社に83%、銀行/金融機関に11%、プライベートバンク/その他に6%販売されました。
債券は、SMインベストメンツの完全子会社であるSMIC SGホールディングス非公開有限責任会社が発行し、それをSMインベストメンツが保証しています。HSBC、JPモルガン、スタンダードチャータード銀行、UBSは、共同リードマネージャーと統合ブックランナーであるSMインベストメンツの管理下にあり、共同リードマネージャーはBDOキャピタルとチャイナ・バンク・キャピタルです。
EMTN発行による純収益は、一般的な企業目的に割り当てられる予定です。
SMインベストメンツと直近の債券発行に関する詳細情報については、www.sminvestments.comをご覧ください。
SMインベストメンツ・コーポレーションについて
SMインベストメンツ・コーポレーションは、小売、銀行、不動産の市場を主導しているビジネスや企業に投資しているフィリピンの大手企業の1つです。また同社は、新興国であるフィリピン経済の高い成長機会を掴んでいるベンチャーにも投資しています。
SMの小売事業は国内最大で、かつ最も多様化しており、食料品店、百貨店、専門小売店で構成されています。SMの不動産部門であるSMプライムホールディングス株式会社は、モール、住宅、オフィス、ホテル、コンベンションセンター、観光関連の不動産開発に関心を持つ、フィリピン最大の総合不動産開発業者です。SMの銀行業界における関心は、中国最大の銀行であるBDOユニバンクと、国内で4番目に大きな民間銀行であるチャイナ・バンキングにあります。