アブダビ(UAE), 2024年7月11日 /PRNewswire/ -- 2024年7月3日、カサブランカ控訴裁判所がe&の子会社であるMaroc Telecom「MT」による控訴を棄却し、e&グループはその決定に失望を表明しました。裁判所の判断は、2024年1月29日のラバト商事裁判所による判決を支持するものです。同商事裁判所の判決では、MTが反競争的行為の疑いでWana Corporateに63億6,800万モロッコ・ディルハム(約6億4,500万米ドル)を支払うよう命じています。
e&グループは、MTの53%の株式を保有する大株主として、事業展開する市場において、すべての規制法規を継続的に遵守していることを確信しています。当グループは、Maroc Telecomの法的な立場の正当性を固く信じており、この判決を不服として、Maroc Telecomに対するe&の投資を保護するために、利用可能なあらゆる法的手段を追求するつもりです。e&は、国際的な規制リスクに十分に配慮しているため、今回の判決が2024年第2四半期以降のe&グループの連結業績に影響を与えることはないと株主に保証しています。
e&グループの会長、Jassem Mohamed Bu Ataba Alzaabi閣下は次のように述べています。「グローバル資本が、テクノロジーの変革力を活用し、デジタル・インフラストラクチャ、スマート・ガバメント・サービス、デジタル・ソリューションを人々のために強化しようとしている中、厳しい規制環境が今後のモロッコへの投資の展望に悪影響を及ぼしているのは残念なことです。」
e&グループのCEO、Hatem Dowidar氏は次のように補足しています。「e&グループは、事業を展開する市場の法律を完全に遵守することに尽力しています。過去数十年にわたるe&の成功の礎は、デジタル面から地域社会に力を与えてきたことです。私たちは、デジタルの未来を推進するには、コミュニティと個人の望ましい発展を促進するために、サービスプロバイダー、規制当局、立法当局の建設的な協力が必要であることを確信します。」
また、Maroc Telecomの市場競争力を制限する規制上の罰則、法的判断、判決によって何度も停滞を余儀なくされてきたため、MTに対するe&の投資については、あらゆる選択肢が検討されているとHatem Dowidar氏は強調しました。過去数年間、MTは120億MAD(12億米ドル以上)を罰金として支払ってきました。その額は、世界の通信業界でもとりわけ高い部類に属しており、Maroc Telecomの将来の投資を妨げています。
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