東京, 2024年7月1日 /PRNewswire/ -- がんゲノムプロファイリング検査のリーディング企業であるACT Genomics社(本社:台湾台北市内湖区、CEO Walt Ling 以下「ACTG」)とPHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)傘下の株式会社LSIメディエンス(本社:東京都港区 代表取締役 取締役社長 内野健一、以下「LSIM」)は、本日、日本市場における戦略パートナーシップと協業に関する覚書を締結しましたので、お知らせいたします。
この覚書は、両社が日本の医療事情に合わせたゲノム検査および臨床検査サービス分野の協業を定めたもので、両社は、ACTGのゲノムプロファイリング技術とLSIMの医療・研究機関向け臨床検査サービスを相互に活かすことで日本における個別化医療の推進を目指します。
両社はまず、ゲノムプロファイリング技術を臨床研究に統合し、日本国内の研究者に個別化医療を効率化するためにゲノムプロファイリングから得られる情報の提供に注力します。プロジェクトや取り組みなど協業に関する具体的な内容は、後日に決定次第、改めてお知らせする予定です。
ACTGのCEOであるWalt Lingは次のように述べています。「LSIMとの協業により、日本におけるプレシジョン・メディシンの進展を期待しています。今回の協業は、私たちのミッションである『患者さまのアウトカムを改善するために個々の患者さまに合わせた革新的で最適なソリューションを提案する』に合致したものです。私たちはLSIMと共に、プレシジョン・メディシンで新たな基準を確立していきます。」
LSIMの社長である内野健一は、今回の協業に関し、「両社の強みを持ち寄ることで、イノベーションを加速させ、医療サービスを大きく前進させることができます。今後も日本の医療業界に積極的に貢献していきます。」と述べています。
<ACT Genomics社について>
ACT Genomics社は、ゲノムプロファイリング検査のリーディングカンパニーです。誰もが個別化医療を利用できる環境を実現することをミッションとしています。ACTGでは、腫瘍生物学、がんゲノム、バイオインフォマティクスの専門家が連携し、固形がん、再発、薬剤耐性の治療ガイドライン、がんモニタリング、リスク評価、免疫療法評価を行うプレシジョン・メディシンのサービスをグローバルに展開しています。さらに、最先端の次世代シーケンサー(NGS)プラットフォーム、バイオインフォマティクス解析などの、包括的なサービスの提供を通じて、個々のがん患者様の遺伝情報を具体的な治療法につなげることに全力で取り組んでいます。
https://www.actgenomics.com/
<株式会社LSIメディエンスについて>
株式会社LSIメディエンスは、PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の事業子会社で、1975 年に設立され、「臨床検査」を主要事業として、多様な検査領域で長きにわたり培ってきた分析力をコアに、検査結果の解析力を加え、新しいソリューションの創出を目指しています。病気の予防・早期発見、治療に貢献し、個別化医療などの次世代医療を支える取り組みも積極的に行っております。
https://www.medience.co.jp/
<PHCホールディングス株式会社(PHCグループ)について>
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2023年度のグループ連結売上収益は3,539億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
https://www.phchd.com/jp