多大な成果を挙げ、影響力を発揮したそのリーダーシップにより、Ogunbiyi氏が5年任期の再更新を受けた初のCEOに
ウィーン, 2024年6月20日 /PRNewswire/ -- Sustainable Energy for All(SEforALL)ガバナンス理事会は、Damilola Ogunbiyi氏の2期目の最高経営責任者再任(5年任期)を承認しました。同氏のリーダーシップの下、当組織は、開発途上地域に住む人々のより良い生活の質と機会を確保する、公正で公平かつ持続可能なエネルギー転換を可能にするために大きな前進を遂げました。
Damilola Ogunbiyi, CEO and Special Representative to the UN Secretary-General for Sustainable Energy for All
Ogunbiyi氏は、2020年に始まった最初の任期中に先駆者として認められました。SEforALLが世界的な影響力と各国への支援を野心的に拡大していく中で、同氏は組織を主導し、普遍的なエネルギーアクセスに向けた進歩を加速させる明確な道筋を示しながら、取り残されるリスクが最も高い国々で公正かつ公平なエネルギー転換を推進しました。この期間、SEforALLは様々な革新的プログラムやイニシアチブを通じ、200以上のパートナーと協力関係を築き、世界90カ国以上を支援しました。
SEforALLは、気候変動と開発における優先的な課題に向け、持続可能なエネルギー解決策による政策、プロジェクト、エコシステムの活動を推進する国内の能力を構築するエビデンスベースの支援を優先してきました。具体的には、SEforALLは5年足らずで以下のインパクトを残しています。
- SDG7の達成を支援するエネルギーコンパクト(Energy Compacts)を通じて表明された1.3兆米ドルのコミットメント。SEforALLは、国連―エネルギー(UN-Energy)と連携してエネルギーコンパクトを主導しました。これにより、エネルギーに特化した自主的なSDG7コミットメントを「国が決定する貢献(Nationally Determined Contributions)」に沿って取り込むことが初めて可能になりました。
- エネルギーコンパクトの取り組みを通じて、1億2,900万人が電気を利用できるようになり、2,200万人がクリーンな方法で調理できるようになりました。
- SEforALLが管理する成果主義の融資制度およびマルチドナープラットフォームであるユニバーサルエネルギーファシリティ(Universal Energy Facility、英文略称UEF)を通じ、新しいミニグリッドおよび高容量の独立型太陽光発電システムの不足分を補うための補助金として4,000万米ドルを調達し、シエラレオネ、マダガスカル、コンゴ民主共和国、ベナン、ナイジェリアを支援しました。
- グローバルサウスの330人の若い女性が持続可能なエネルギー分野でトレーニングを受け、キャリア開発の恩恵を受けました。
- G20とCOPの8つの議長国(G20ではサウジアラビア、イタリア、インドネシア、インド、ブラジル、COPでは英国、エジプト、UAE)を支援し、公正で公平なエネルギー転換を推進しました。
- ガーナ、ケニア、ナイジェリア、バルバドス、シエラレオネによるエネルギー転換投資計画の策定を支援し、経済および社会面の開発を支援してネットゼロ排出を達成するエネルギーシステムをこれらの国が構築する機会を提供しました。
- マラウイ、ナイジェリア、マダガスカルの電化およびクリーンな調理へのアクセスの目標達成を援助するために、資源を効果的かつ効率的に配分する国家統合エネルギー計画(IEPs)の策定を支援しました。
2024~2026年のSEforALL戦略計画では、以下の3つの柱を優先的に取り組みます。
- SDG7と公正かつ公平なエネルギー転換のための世界的な支援と知識の普及。
- 地域または世界規模の問題に対する共通の課題に対処するため、再現可能な解決策を策定および提供するスケーラブルなソリューションとプラットフォーム。
- 公正かつ公平なエネルギー転換に向けた国ごとのニーズに対応する国別の支援。
この計画の具体的な目的は、エネルギー外交を通じて国際的に機運を高め、公正かつ公平なエネルギー転換に資金を提供し、それを実現するために世界的に連携して動くこと、ユニバーサルエネルギーファシリティの継続的な増強などを通じて実証済みの接続を推進し、民間部門によるクリーンエネルギーソリューションの導入を加速化すること、そして戦略的かつ系統的な国レベルの支援を通じて国の行動を支援することです。
Ogunbiyi氏は、各方面から祝福のメッセージを受け取りました。メッセージを送ったのは、ガーナ大統領、ナイジェリア大統領、バルバドス首相、COP28総裁、世界銀行総裁、アフリカ開発銀行総裁、ロックフェラー財団会長、GEAPPのCEO代行、UNECA事務局長、UNOPS事務局長、国連グローバル・コンパクトCEOです。完全なプレスリリースについては、https://www.seforall.org/news/seforall-announcementをご覧ください。
編集者向け注記
Sustainable Energy for Allについて
Sustainable Energy for All(SEforALL)は、国連や政府、民間部門、金融機関、市民社会、慈善団体のリーダーと連携する国際組織であり、気候変動に関するパリ協定に沿って持続可能な開発目標7(SDG7)の達成に向けてより迅速な行動を推進します。 2030年までにすべての人が手頃な価格で信頼性が高く、持続可能で先進的なエネルギーを利用できるようにします。SEforALLは、誰一人置き去りにせず、すべての人がその可能性を発揮するための機会をもたらすクリーンエネルギーへ確実に移行できるよう取り組んでいます。同組織の詳細な業務については、SEforALL.orgをご覧ください。
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2443194/Damilola_Ogunbiyi_CEO.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/2218511/SEforALL_Logo.jpg?p=medium600