ツーク(スイス), 2024年6月17日 /PRNewswire/ -- Berlin Heals Holding AGが、心不全(DCM/拡張型心筋症)患者のための革命的な救命治療であるC-MIC装置を開発しました。この特許技術は簡単に移植可能であり、心不全患者において前例のない臨床的改善を示しています。一定の微小電流の助けを借りて、患者の心臓組織の炎症パラメーターを持続的に改善し、浮腫(余分な水分)を心臓から洗い流します。
現在までに、無作為化試験で35個のC-MICが植え込みに成功しています。以前、10人の患者を対象にパイロット試験を行い、優秀な結果を得られましたが、今回、あらためてそれが確認されたことになります。それに従い、最近の資金調達ラウンドで、新規および既存の投資家からさらに1000万スイスフランを調達することができました。これは、CE承認が財政的に確保され、米国承認のための次のステップを開始できることを意味します。この資金は、米国での最初の研究開始にも使用されます。
一方、Berlin Heals Holding AGは、パイロット試験の患者を3年間追跡調査することができました。すべての患者がNYHAクラス1であり、6分間歩行試験(6MGT)で約400メートルを達成しました。最も重要なことは、患者がきわめて高い幸福感を報告していることです。現在までに、技術開発、C-MICインプラントおよび市場認可に約4000万スイスフランが投資されています。Berlin Heals Holding AGは、2025年末または2026年初頭にCE認証取得を想定しています。患者に大きな成果が見られたことで、特にFDAが、米国におけるC-MICインプラントの承認取得を奨励しています。これは、Berlin Healsが心不全治療におけるゲームチェンジャーを開発していることを裏付けています。
Berlin Heals Holding AG社の最高経営責任者(CEO)、Marko Bagaric氏は次のように述べています。
「世界中の多くの患者のQOLを回復し、彼らの平均余命を大幅に延ばす重症心不全治療用の製品を当社は開発したと確信しています。C-MICは、将来の重症心不全患者の治療に新たな基準を設ける製品だと私は信じています。短時間の手術の後、知覚できないほどの一定のマイクロ電流が流れ、患者は数週間以内に非常に体調が良くなります。」
Berlin Cures Holding AGは、2014年に設立されたスイスの非公開株式会社で、ドイツと米国に子会社を持っています。
C-MICは、画期的な治療方法を心不全患者に提供する新しい心臓インプラントです。C-MICは小型の植え込みデバイスで、一定の、ただし最低限の直流電流(DC)を心臓に流し、心機能を迅速かつ持続的に改善します。現在までに、C-MICは約50人の患者に植え込まれ、成功を収めています。
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Marko Bagaric
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