Appianとスイス・リー、アジア太平洋と ヨーロッパ、中東およびアフリカ地域の生命保険会社向けに Connected Underwriting提供のためにパートナーシップ拡大を発表

東京, 2024年6月4日 /PRNewswire/ -- Appian(Nasdaq: APPN)は本日、昨年北米で開始したConnected Underwriting Life Workbenchに続き、スイス・リー(SWX: SREN)とのパートナーシップにより、アジア太平洋とヨーロッパ、中東およびアフリカ(EMEA)地域の一部の国で同ソリューションの提供を開始すると発表しました。 スイス・リーの自動引受査定ソリューションであるMagnumとの統合によりAppian Connected Underwriting Life Workbench は、生命保険会社の引受業務プロセスを加速させ、単一のシステムで引受担当者の生産性と体験を向上することが可能となります。

Appian and Swiss Re Extend Partnership to Introduce Connected Underwriting for Life Insurance in Asia Pacific and EMEA
Appian and Swiss Re Extend Partnership to Introduce Connected Underwriting for Life Insurance in Asia Pacific and EMEA

Appianのグローバルインシュランス、インダストリー・バイス・プレジデントのジェイコブ・スローン(Jacob Sloan)は次のように述べています。
「引受業務では、電子メールの受信トレイや古くなったシステム、長い文書に散在する情報を処理することが頻繁に発生します。これは、特に生命保険会社の引受業務で顕著であり、管理上の負担からタイムリーで正確にリスク評価を実行する能力が著しく低下してしまいます。」

「このためにAppianはスイス・リー再保険ソリューションズと提携し、Connected Underwriting Life Workbenchを提供することで、生命保険会社の業務効率と引受業務、顧客体験の向上を目指します。本ソリューションは、複数の市場におけるリスク管理と保険契約の一貫性を保ちながら引受業務プロセスを合理化し、同時に各国の規制に柔軟かつ迅速に適応することを求めている保険会社を支援するものです。」

従来のUnderwriting Workbenchでは、オンプレミスやクラウド、社内、パートナー企業、第三者機関のシステム間での統合が不十分でした。典型的な生命保険の引受業務は、わずか1件の生命保険契約を引き受けるために、複数のシステムにログインして情報にアクセスし、複雑な計算を伴うリスク分析と評価を行い、ケース情報を管理・更新しなければなりません。

現代の引受業務は、一回のログインと単一のシステムで、複数のケースと顧客に対するワークロード全体を管理し、アクティビティやタスク、トランザクション、アップデートをシームレスかつ容易に管理できることが求められます。データを接続しワークフローを統一し、プロセスをシームレスに自動化するためには、強力で信頼性が高く安全なworkbenchが必要です。

スイス・リーのグローバルライフ&ヘルス・オートメーテッド・ソリューション責任者のディラン・ロウ(Dylan Rowe)氏は次のように述べています。

「スイス・リーのソリューションであるMagnumとAppian Connected Underwritingを統合することで、保険会社はインテリジェントで包括的な引受業務の自動化とワークロード管理プラットフォームを体験することができます。この生命保険ソリューションは昨年秋に北米で発売し成功を収めており、今年、アジア太平洋とヨーロッパの一部の国で利用できるようになります。この革新的なテクノロジーで引受業務の効率と質を向上させたいと考えているより多くのお客様にメリットを提供できることを嬉しく思います。」

Appian Connected Underwriting Life Workbenchの主要なメリットは、以下の通りです。

  • インテリジェントなケースとワークロード管理: ワークロードの割り当てを自動化し、複数のシステムから包括的なケースデータを引受業務に提供することで、多くの情報に基づいた意思決定をより効率的に行うことができます。
  • 引受業務プロセスの自動化とストレート・スルー・プロセッシングの強化: インテリジェントな自動化、引受業務とリスク管理ルールの組み込み、単一システム上に統合されたサードパーティデータソースにより、保険証券の発行を迅速化します。
  • 顧客および引受業務の体験の向上: 引受業務のワークフローの自動化、不要な待ち時間の最小化、手作業によるミスの削減、コミュニケーションの簡素化により保険証券の発行を迅速化し、顧客満足度の向上、デジタルファーストの顧客や新しい人材の獲得、従業員の定着を実現します。
  • リスクの最小化および収益性の向上: あらゆるソースからのデータを接続し、様々なリスクプロファイルや許容レベルの異なる個人保険契約やポートフォリオ保険契約の360度分析を提供します。また、AI支援により保険の有効性を判断することで、業績の向上、保険パートナーや顧客とのサービスレベル契約(SLA)を満たしたコスト管理、利益の増加を実現します。

AonAvivaCNA Insurance など、業界をリードする保険会社が、従業員の生産性を高め、待機時間を最小限に抑え、ユーザーや顧客体験を向上させて、測定可能なビジネス成果を上げるために、Appianを採用しています。保険引受業務プロセスの改善に関する詳細は、appian.com/insuranceをご覧ください。

Appianについて

Appianはビジネスプロセスを⾃動化するソフトウェアを提供しています。Appian AI Process Platform は、どんなに複雑なプロセスであっても、設計、⾃動化、最適化するために必要なものがすべて実装されています。Appianのソリューションは、世界の多くの⾰新的な企業で使われており、ワークフローの改善、データの統合、運⽤の最適化を実現し、ビジネスの推進と顧客体験の向上において信頼を受けています。詳細については、appian.com/insuranceをご覧ください。

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スイス・リーについて

スイス・リー・グループ(Swiss Re Group)は世界有数の再保険、保険、その他保険に基づくリスク移転のプロバイダーであり、世界の回復力をより促進するために業務を行っています。同グループは、自然災害から気候変動、高齢化からサイバー犯罪に至るまで、リスクを予測し管理します。スイス・リー・グループの目的は、社会の繁栄と発展を可能にし、同グループのクライアントに新たなチャンスとソリューションを提供することです。スイス・リー・グループは1863年にスイスのチューリヒで創業され、世界各地に約80の事業拠点を展開しています。

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