ソウル(韓国)、2024年5月30日 /PRNewswire/ -- 産業用自動運転技術のリーディングカンパニーであるソウルロボティクス(Seoul Robotics)は、ロボットプラットフォーム企業であるレインボーロボティクス(Rainbow Robotics)のCFOであるバン•スンヨン氏を新たな社外取締役として任命したことを発表しました。
新たに任命された社外取締役であるバン•スンヨン氏は、バイオ医薬品企業であるメディトックス(Medytox)を含む製造業およびバイオ産業での豊富なキャリアを経て、2018年にレインボーロボティクスに入社しました。それ以来、バン氏は株主および企業価値の向上を目的としたさまざまな経営活動を主導しており、会社のKOSDAQ上場プロセスや多数のM&Aを監督してきました。バン氏は、財務、会計、および投資家向け広報(IR)の分野で著名な専門家です。
レインボーロボティクスは、2021年2月に技術特例上場を通じてKOSDAQに上場し、不利な市場環境にもかかわらず高い応募成功率を達成しました。昨年、サムスン電子(Samsung Electronics)は870億ウォンの戦略的投資を通じて、レインボーロボティクスの全株式の14.83%を取得し、第2位の大株主となりました。さらに、同社は最大59.94%の株式を確保するためのコールオプション契約も締結しました。
ソウルロボティクスのCEOであるHanbin Lee氏は、次のように述べています。「ソウルロボティクスは、今年2月にサムスン証券(Samsung Securities)を主幹事として選定し、2025年までにKOSDAQに上場する計画です。新たな社外取締役であるバン•スンヨン氏が、IPO準備のプロセスにおいて大きな貢献と戦略的指針を提供してくれることを期待しています。」
2025年の上場に先立ち、ソウルロボティクスは今年プレIPOラウンドを実施しており、グローバルの主要な顧客の獲得と研究開発(R&D)を通じた企業競争力の強化に注力しています。さらに、同社は「レベル5コントロールタワー(LV5ソフトウェア)」の採用に関して複数のアジアの自動車メーカーとの契約を完了し、技術の事前検証(PoC)を進めています。LV5ソフトウェアは、非自律走行車両に自律走行車両と同等の機能を提供します。
一方、2017年に設立されたソウルロボティクスは、主要なグローバル自動車のOEMを顧客とする産業用自動運転ソフトウェア市場において、重要なプレイヤーとしての地位を確立しています。同社は昨年、30億ウォンの収益と55%の粗利益率を報告しており、売上の80%がグローバル市場からのものです。